妻を看取る日 | お父さん(松)の知っていること

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えー『妻を看取る日』読みました。


2009年12月20日初版です。

がん専門医が実践したグリーフ・ケアの道のり。
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いつもの情報をカバー&帯より。


妻を看取る日
国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録
垣添忠生
Kakizoe Tadao

ガン専門医が実践した
グリーフ・ケアの道のり。

最愛の伴侶をがんで亡くした時、自死すら考えた私は、いかにして立ち直ったか。


定年を迎え、妻とのんびり過ごしていこうと思っていた矢先の出来事だった。わずか六ミリの影が、妻を襲った。一年半にわたる闘病生活、自宅での看取り、妻亡き後に押し寄せてきた絶望感、そして、人生の底から立ち直るまでの道のり―――。

日本のがん医療の最高峰に立ち続ける著者が、自らの体験を赤裸々に綴った。


ここまで。

興味わきますか?
どうでしょうか。。。

この情報ですと、なんだか残された家族がどうやったら立ち直って行けるのか、参考になるのかな~と思われるかも知れません。

そう思われたかた、残念です。


ま~たくそんな内容ではなく、この国立がんセンターの名誉総長垣添忠生さんの奥様との思い出を、自身の半生を書き綴った、自伝となっております。。。


感動!とかもありません。

プロローグで奥さんが亡くなる場面を書いてしまいます。
そこから、疎開していた幼少期、学生時代、馴れ初め、駆け落ち、医者の仕事~~~がん発症…、立ち直り。
こんな感じです。


偉いお医者様の半生記に興味のある方は是非。
文章は理知的で読みやすいです。


これだけ愛された奥様、そして愛した垣添さん、素晴らしい。
見習いたいものです。



本日は以上です~。