うーむ、どうでしょうかね。読売新聞に連載されていたものからかなり加筆修正されているんでしょうが、強烈で印象的な場面がすっぽり、抜けております。。。
ついでに、この顔はこうなってますよ。
いつものように、ブックカバー&帯からの情報。
怒り<下>
IKARI
吉田修一
Shuichi
Yoshida
中央公論新社
2014年早くも
「ベストワン」の声!
衝撃のラストまでページをめくる手が止まらない。
身近な人ほどなぜか大切にできない。うわべだけのソーシャルメディア交流に疲れた―――誰もが陥りがちな人間関係の悩みへの「答え」がここに。
―――津田大介(ジャーナリスト)
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何の涙なのか、自分でも全く分からない。ただどうしようもなく、誰かを心の底から信じてみたくなった。―――李相日(映画監督)
愛子は田代から秘密を打ち明けられ、
疑いを持った優馬の前から直人が消え、
泉は田中が暮らす無人島である発見をする―――。
『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!
ここまで。
いかがでしょうか。
私は読売新聞の連載を読んでましたけど。ね、どうでしょうか。
連載時のものからかなり加筆修正が加えられております。
どちらが良かったのか、どうだか、ですが、吉田先生はこの単行本が最終形態として世に出されたので、これが『怒り』なのでしょう。
面白くないことは無いのですが、連載時の爆走感、暴走感が無い。
80年前の事件の描写がすっぽりカットされているので、“杉林。杉。杉。”も無い。。。
辰哉の手紙、こんなんだったけ?
最後の終わりもこんな感じだったかな~。
とにかく、「信じていたから許せなかった」。。。
愛子、幸せになれそうで良かった。
騙されても良い、愛する人を信じたいものです。。。
ソチオリンピック開幕、で本日北方領土の日。で、全国的に大雪!
ということで、本日は以上です~。
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