統計学が最強の学問である 読了 | お父さん(松)の知っていること

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えー、先日購入しました『統計学が最強の学問である』西内啓 読了。
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なんて言いますかね、存外に面白かったです。



いつものようにカバー&帯情報を。

統計学が最強の学問である
西内啓
ダイヤモンド社

データ社会を生きぬくための武器と教養
Literacy for the Next Generation

あみだくじの必勝法からビジネスでの活用まで
知的でエキサイティングな「統計学の世界」の
全体像を解説した不確実性時代の啓蒙書
25万部突破!!


Googleのチーフ・エコノミストであるハル・ヴァリアン博士は、2009年1月にマッキンゼー社の発行する論文誌においてこう語った。
“私はこれからの10年で最もセクシーな職業は、統計家だろうって言い続けてるんだ。”
I keep saying the sexy job in the next ten years will be statisticians.


あえて断言しよう。
あらゆる学問の中で統計学が最強の学問であると。
どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。
「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。
本書では、最新の事例と研究結果をもとに、今までにない切り口から統計学の世界を案内する。

西内啓
にしうち・ひろむ
1981年生まれ。
東京大学医学部卒(生物統計学専攻)。
東京大学大学院医学系研究科
医療コミュニケーション学分野助教、
大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、
ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、
現在はデータに基づいて社会にイノベーションを起こすためのさまざまなプロジェクトにおいて、調査・分析・システム開発および戦略立案をコンサルティングする。
著書に『コトラーが教えてくれたこと』(ぱる出版)、『サラリーマンの悩みのほとんどには既に学問的な「答え」が出ている』(マイナビ新書)、『世界一やさしくわかる医療統計』(秀和システム)など。

ここまで。


どうでしょうか、面白そうでしょう?

流石!25万部も売れてる本ですので面白かったです。
そしてやはり生物学の素養がにじみ出ておりますよ。進化論の話がちょいちょい出てきますが、専門家だけあってしっかりしております。
(※素人がする進化論の話は、その話全体を眉唾で聞き流すぐらいがちょうど良いです。マジで)

ただ単に統計学がどういうものかという紹介、入門用の本、というわけではなく、どのように統計学が成立してきたのか、統計学の現在の状況、その中の勢力分布など、統計学ワールドを存分に楽しめます。面白い。

ビッグデータ!データマイニング!など統計学の前には赤子同然!なんだそうですよ。(そこまでは書いてないか。)

本気で『統計学』の勉強をしたいなぁ、なんて思ってしまわせる恐ろしい魔力を持っております。
しかし、理系でもなく数学的才能の無いお父さん(松)にはどうしようもない。。。とほほ。

ホントに読んでみて下さい。オススメしますよ。面白かったです。
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ね、秋の夜長はウイスキー飲みながら読書。。。笑(ウイスキーダブル・ダブルの水割り)


ということで、本日は以上!