腰ぬけ愛国談義読了 | お父さん(松)の知っていること

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えー、『半藤一利と宮崎駿の 腰抜け愛国談義』読了。
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宮崎監督と半藤氏の対談です。



いつもの様にカバー&帯情報を。

半藤一利と宮崎駿の
腰ぬけ愛国談義

文庫オリジナル
世界のミヤザキと昭和の語り部がニッポンを語る!!

ジブリ×文春文庫

宮崎駿監督が「かねてからお目にかかりたかった」という昭和の語り部・半藤一利さん。「漱石好き」という共通点からふたりはたちまち意気投合。宮崎作品最新作『風立ちぬ』で描かれる昭和史をたどりつつ、持たざる国・日本の行末を思料する―――7時間余にわたってくり広げられた貴重な対談を完全収録した、オリジナル作品。

半藤「ヨーシ、こうなったらうんと長生きそて、やっぱりもう一作、宮崎さん、まとうじゃないの!」
宮崎「いやいや、それはちょっと待って下さい(笑)」

悪ガキたちの昭和史から
映画『風立ちぬ』と日本の明日まで
意気投合したふたりの大家が、
ゆらりゆらりと語り尽くした7時間強!

大ヒット上映中!
宮崎駿監督作品
風立ちぬ
堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて
生きねば。

いかがでしょうか?面白そうでしょう?



まぁ、対談ですのでね。内容はそこそこです。
2013年8月10日 第一刷ですので、ここでの引退話が昨日の「公式引退の辞」となったわけでございます。

半藤一利さんは元『文藝春秋』編集長、作家です。
老人ふたりが戦前・戦後の昭和の思い出を語り合います。



この本から得た知識。
戦前の海軍がドイツに傾倒していったのは「ハニー・トラップ」。ドイツ人は日本人が嫌いらしい。
夏目漱石の『草枕』は20世紀最高の小説。
「松型」駆逐艦、竹・桃・梅・桑のことを「雑木林」と呼んでいたしい。三景艦とかと比べると悲しくなる名前ですなぁ。


ハイ、本日は以上!
早いこと『風立ちぬ』観に行こ~っと。あと『草枕』も読みたいな。