吉田修一 ここまでの“怒り”(第117回) | お父さん(松)の知っていること

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えー、読売新聞朝刊に絶賛連載中の吉田修一先生の“怒り”。


これまで読んでいなかった、最近読み始めた方のために、ここ第117回までの登場人物とちょっとしたあらすじ!

第三章まで進んでいますが、これで今日から読んでも大丈夫!



さてさて、八王子夫婦殺人事件が起きまして、早一年(もうちょっと経っている?)。犯人山神一也は逃走を続けています。整形手術を受けながら。。。

物語の舞台は、千葉の港町と東京、沖縄。そして犯人を追う刑事。そして11月になっています。

そしてそれぞれの舞台で山神一也なのか?と思わせる青年が登場しています。


1月5日(第65回)までの登場人物は吉田修一“怒り” ここまでの登場人物 を読んでいただきまして、それ以降の登場人物を書きだしてみましょう。



東京・藤田優馬の場面

大西直人 初めの方に出てきた、何処にでもいる顔のお兄さん。現在優馬の部屋に居候。一番怪しいとおもわれる。。。とりあえず。


千葉・槇洋平の場面

槇里美 洋平の妻。死別。

岩井 槙明日香の務めるリゾートホテルの副支配人。


山神一也を追う刑事

北見壮介 八王子署捜査一課巡査部長。30代前半か。

南條邦久 警部補。北見の相棒。元本庁の捜査一課。40代。


木下 山梨のスーパー銭湯の従業員

大倉和明 山神一也に整形手術を施した整形外科院長。


沖縄・小宮山泉の場面

田中 田中と名乗る謎の人物。無人島に暮らすバックパッカー(?)。山神一也なのかも知れない。

大城若菜 泉のクラスメート(ようやく登場)




とりあえずこんなもんです。


そして情報として、山神一也の特徴が挙げられています。

1、異様に鋭い目

2、右頬に三つ縦に並んだホクロ

3、左利き

整形手術で、特徴1が消えている。(もしかしてホクロもとっている可能性もあるのだろう)


あと、山神一也の子供時代の話も必要でしょう。

小学校低学年まではクラスの中心だったが、何者かによる学校で飼育していたウサギの殺害事件から、真逆の人生となる。小5で万引き。中学で少年院送致。工業高校ではまた明るく快活になっている。

父親の溺愛と、乳児取り違え事件も起こってくるかもしれない伏線あり。(わかりませんが)



物語はそれぞれの舞台で巨大台風が通過後、それぞれの場所で展開しております。


注目すべき点は刑事北見壮介が、4/4、6/6、8/8、10/10、12/12が同じ曜日なのを知っている 。。。ということ。北見壮介も“知っている”人間です。

吉田先生!やりますなぁ。


では、怒り 第118回からお楽しみ下さい。


本日は以上!