『原発「危険神話」の崩壊』池田信夫。
なんともセンセーショナルなタイトル。
この時期によくこんな本のタイトル付けたなァ~、て感じで釣られて買ってしまった。。。
非常に面白い!
とにかく、武田邦彦先生も、反原発団体も福島瑞穂、みずほ銀行、大江健三郎も上杉隆も、バッサバッサと切り倒すところは痛快。。。
原発怖い恐いと煽り、本の印税で儲けた武田邦彦!と、批判はするけれども、自分もこの本で儲けるつもり。。。
内容は、今回の原発事故は死亡者ゼロで対した事故ではなかった。
タバコの害、車の事故の方が酷いです。原発止める前にタバコを700円にしろ!
と言うことです。
各章毎に、原発に対するトーンが変わるので、こちらの気持ちが定まらない、というか、落ち着かない。。。
原発とタバコの健康被害とを比べる時点で、納得出来ない。
副流煙は別として、自ら望んで毒をあおるのと、他人から毒を浴びせられる(たとえそれが健康には直ちに影響しない、または全く影響無いものでも)のとで比べるべきものではないと思うのだが。。。
東條英機が日米開戦前夜に陸軍大臣であったりと、東條英機の記述がちょっと悲しい。。。
こんな言葉が紹介されていた。
25歳のとき左翼にならない人には心が無い。35歳になってもまだ左翼の人には頭が無い。
――ウィンストン・チャーチル
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