こちらをクリック。
上記をクリックしていただきたい。
西日本にも遂に完成した
国立国会図書館
関西館
である。
どなた様かがレポートした
2年前に完成した写真付き記事が検索機能から見つかったので、
勝手ながら、リンクすることにした。お許しいただきたい。
国会図書館といえば、都心にしか存在しなかったため、
関西人にとっては、はるか遠い存在に感じていた。
よって、図書館好きにとっては関西館の誕生はまさに
御上からの授かりもの
なのである。
ということで、半年程前から月イチのペースで愛用させてもらっているのだが、
ここでは、初めての国家権力に足を踏み入れた時の状況を
かなりおおげさに語ることにした。
あれは今年の3月のこと。事前にHPで関西館の情報を入手した私は、
95%の好奇心と5%の格別遠方にまで来るには及ばない
必要資料の複写目的のため、朝8時30分に家を出る。
我が家から車で約1時間はかかったか。目的地にたどり着くまでには
「ひと山」を超え、
いったん奈良県へ入った後、しばらくは退屈な国道163号線を奈良方面に
向けて約10キロ走行。
すると、「けいはんな学研都市」となんともインテリな響きを感じさせる
文字の看板が見えてくる。そこを左に曲がり、また約3キロをひたすら走る。
いつのまにか、奈良県から京都府に入ったようだ。
その間、周囲は住宅もなく、だからといって花鳥風月を楽しむような
美しい風景に出くわすわけもない。
と思って油断した途端、突然右手に豪華絢爛。我が人生では決して見た経験のない
銀色の巨大なオブジェ。
実はこの「けいはんな学研都市」。都市としての歴史自体も図書館同様非常に
浅い。よって、オブジェに面した道路を挟んだ向かい側には、企業の先行投資
だろうか、コンビニやレストラン、ホームセンターが並びはするが、採算が
とれているとは誰の目から見ても思えない。それよりも、オブジェに隣接する
建物として不釣合いである。都市開発が進む数年先まではひたすら
忍耐が必要となろう。
さて、そのオブジェ。300台以上の無料駐車場を備え、地価の安さを窺わせる。
駐車場には「空車」の2文字が緑色に光っているが、この文字が「満車」の赤色に
なる日は果たしていつのことやら。そのぐらい、現在進行形で「僻地」に建てられた
オブジェなのだ。
車から降りると、予想外の横風に年寄りでもないのに足元がふらつく。
思った以上に高台のようだ。いや、盆地と言う方が適切かもしれない。
その証拠に太陽がやけに近く見え、そしてまぶしい。
人は外見で物事を判断してはいけないと親から教わったが、この日に関しては
親のしつけを破ってもバチは当たるまいと心に問いかける。そのぐらい、
この建物には圧倒される。
入り口にたどり着くまでの数分間、これほどまでに「歩く」ことにドキドキ
したことが今まであっただろうか。左上に強風にたなびく日の丸国旗を
眺めながら、めざすは、関西館。国家権力にいざ、立ち向かう。
続く....
上記をクリックしていただきたい。
西日本にも遂に完成した
国立国会図書館
関西館
である。
どなた様かがレポートした
2年前に完成した写真付き記事が検索機能から見つかったので、
勝手ながら、リンクすることにした。お許しいただきたい。
国会図書館といえば、都心にしか存在しなかったため、
関西人にとっては、はるか遠い存在に感じていた。
よって、図書館好きにとっては関西館の誕生はまさに
御上からの授かりもの
なのである。
ということで、半年程前から月イチのペースで愛用させてもらっているのだが、
ここでは、初めての国家権力に足を踏み入れた時の状況を
かなりおおげさに語ることにした。
あれは今年の3月のこと。事前にHPで関西館の情報を入手した私は、
95%の好奇心と5%の格別遠方にまで来るには及ばない
必要資料の複写目的のため、朝8時30分に家を出る。
我が家から車で約1時間はかかったか。目的地にたどり着くまでには
「ひと山」を超え、
いったん奈良県へ入った後、しばらくは退屈な国道163号線を奈良方面に
向けて約10キロ走行。
すると、「けいはんな学研都市」となんともインテリな響きを感じさせる
文字の看板が見えてくる。そこを左に曲がり、また約3キロをひたすら走る。
いつのまにか、奈良県から京都府に入ったようだ。
その間、周囲は住宅もなく、だからといって花鳥風月を楽しむような
美しい風景に出くわすわけもない。
と思って油断した途端、突然右手に豪華絢爛。我が人生では決して見た経験のない
銀色の巨大なオブジェ。
実はこの「けいはんな学研都市」。都市としての歴史自体も図書館同様非常に
浅い。よって、オブジェに面した道路を挟んだ向かい側には、企業の先行投資
だろうか、コンビニやレストラン、ホームセンターが並びはするが、採算が
とれているとは誰の目から見ても思えない。それよりも、オブジェに隣接する
建物として不釣合いである。都市開発が進む数年先まではひたすら
忍耐が必要となろう。
さて、そのオブジェ。300台以上の無料駐車場を備え、地価の安さを窺わせる。
駐車場には「空車」の2文字が緑色に光っているが、この文字が「満車」の赤色に
なる日は果たしていつのことやら。そのぐらい、現在進行形で「僻地」に建てられた
オブジェなのだ。
車から降りると、予想外の横風に年寄りでもないのに足元がふらつく。
思った以上に高台のようだ。いや、盆地と言う方が適切かもしれない。
その証拠に太陽がやけに近く見え、そしてまぶしい。
人は外見で物事を判断してはいけないと親から教わったが、この日に関しては
親のしつけを破ってもバチは当たるまいと心に問いかける。そのぐらい、
この建物には圧倒される。
入り口にたどり着くまでの数分間、これほどまでに「歩く」ことにドキドキ
したことが今まであっただろうか。左上に強風にたなびく日の丸国旗を
眺めながら、めざすは、関西館。国家権力にいざ、立ち向かう。
続く....