先週末から昨日にかけてのドカ雪にはびっくり!
まぁ、今まで雪が少なかったので、挽回作戦でしょうか。
吹雪の間は家こもりしてましたが、落ち着いたところで車の様子を見に行ったら、こんな感じでした。




フワッフワの厚塗り生クリームがけの車のよう。


でも、能登や新潟、東北の比ではないよなぁ、、と思いながらも、車一台を掘り出すだけなのに30分以上かかりました💦

まぁ、終わってみると久々の除雪運動も気持ちいいけれど。


✨☃️✨☃️✨☃️✨☃️✨


さて、吹雪一過、今朝は晴れて気温も高い!

今年最初の声活朗読レッスンです。

皆んな無事に会場まで来れるか、

JRはちゃんと動くか、、

でも、リアルクラスの皆さん、笑顔で集まってくださいましたよ〜ヽ(´▽`)/


おねだりもしていないのに、、

それぞれの持ち寄りで今日もお菓子祭り😆💓



今日から新しい教材。

芥川龍之介の『ピアノ』


まずは芥川龍之介、その人の生い立ちや作品の傾向探求から掘り下げていきます。

朗読すれば6〜7分の短編ですが、幾倍にも内容が濃く感じるような世界観が広がる巧みな表現と美しい文体に益々惹かれてしまいます。


文章を素読みしながら、わからない言葉を調べたり、時代背景を考えたり、登場人物の感情や行動を考えてみたり…。

メンバーで意見を交わし合ううちに、新たな発見をしたり、推理したり…

今日は芥川賞・直木賞の発表があるという話題から、その違いや実情の話に発展したり…🎶

私はこの時間が一番好きです🥰


『ピアノ』が書かれたのは1924年(大正3年)、関東大震災(1923年大正2年)の翌年。

大震災で壊滅的な打撃を受け、街も立派な邸宅も壊れ、荒れたまま放置されている横浜・山手の住宅地でのある出来事が描かれています。


この教材にしようと決めたのは実は昨年末。

まさか、能登の大地震が新年早々起こるなど予想だにしなかったのに、、

奇しくも、100年前の関東大震災後のストーリーを選んだものの、ショックも癒えないタイミングで教材にして良いものか、、少しだけ悩みました。


でも、今だからこそ、ですし、

この作品のラストの受け取り方は読者に委ねられているとは言え、落ちた屋根が被さる野晒しのピアノは、それでもきちんと音が鳴るのだ…というものでした。

そして、自然の生命力も読み取れます。


今日は阪神淡路大震災の日でもありました。

29年、か。

神戸の友人からは今日の東遊園地での震災の1175つどいで灯された紙灯籠のこんな写真が送られて来ました。


「この青空と日差しのぬくもりを能登に届けてあげたい」というメッセージが添えられて。


それぞれの時代、

それぞれの形で、

大震災への追憶と思いが

日本中を駆け巡ります。


一日一日を大切に、

この一年を後悔のない、自分の大切な一年にしよう!と、くらぶのメンバーに新年の「私の一文字」を書いてもらいました❣️



「献」「聴」「楽」「開」「慮」「静」

皆んな素敵〜❣️

思いと決意をこめて!

それぞれにとって、佳き一年でありますように。


私は「放」

還暦年の年女。

自分の真を聴き従い、

手放す 放たれる 放つ 

そして、尽くして放ちまくる。


意義深い一日に感謝です🍀☺️🍀