たからっ工房です。
いまの日本社会には、大きく4つの業界分類があると思います。
①社会基盤系
建設、物流、不動産、通信、商社、エネルギー、金融などの
事業や生活をするうえで必要な設備を構築している企業。
②情報サービス系
新聞・放送、出版、情報サービス(広告、印刷、IT、インターネット、コンサルタント)などの「情報」を商材とする企業。
③メーカー系
素材(石油、鉄鋼、ゴム、ガラス、紙パルプ)、化学(繊維、医薬品、化粧品)、
機械(自動車、輸送用機器、什器、建設機械など)、エレクトロニクス(総合電機、半導体、電子部品、コンピュータ、カメラ、複写機・プリンター、精密機器、事務機器)
④生活関連系
食品、レジャー・旅行、教育、流通・小売、交通、エンターテイメント(映画・アニメ、ゲーム、音楽、テーマパーク、スポーツ、興行)、生活(ベビー用品、インテリア、生活雑貨、アパレル、外食)
マップで俯瞰してみるとわかりやすいですよね。
現代のキーワードとして、3つの流れがあると加速していると感じています。
①「超低金利」、②「脱炭素」、③「デジタル化、DX化」。
そういう意味で考えていくと、まず、筆頭が、不動産業界。
不動産業界は超低金利を追い風に、再開発や投資家の需要が旺盛で、好業績を謳歌していますし、都会にいると、「ラッシュ」が多いですよね。
次に、情報商材を扱うコンサルティング業界。
経営改革が次々と押し寄せてくる中で、専門性の高いその道のプロの意見は特に重要でしょうから、そのニーズに応え、助言役を担うコンサルティング業界の利益率は高水準をキープしています。
それと、DX。デジタルトランスフォーメーション。
国内企業の旺盛なDX需要を追い風に、クラウドやシステム開発、ソフトウェアの企業は収益を伸ばしております。
地方は、「生活」で成り立ち、
都会は、「情報」で成り立つ。
その真ん中の「トカイナカ」は、
「メーカー」で成り立つような気がします。