たからっ工房です。

ハンドメイドの記事を一つも書かずにこれまで来ていますが、

自然を題材にしたハンドメイドが良いような気がしています。

 

自然といってもたくさんありますよね。

「花」。花は、生物を寄せ付ける色を発する。

「木」。あの左右対称に荘厳と立つ心地よさ。

「物」。自ら行きつく場所を知る雄大な感じ。

「土」。色んな味をため込んでいるから素敵。

「香」。そこにはあるけど見えない奥ゆかさ。

 

そんな自然観を養うのも、ある一つの物語がきっかけなのかもしれません。

1985年生まれ。

 

ジブリの名作品が誕生したのもそのくらいらしいのです。

ナウシカ。ラピュタ。あしたか。

金曜ロードショー。

 

鈴木プロデューサー兼館主後見さんの言葉曰く、

このプロジェクトは、

「宮さんが描いた構想をもとに、

建築費や展示の製作費を計算してみたら、相場は15億円のところ、50億円と試算。」

「土地はもともと御料地のため、民間が運営できない。

そのため、財団を立ち上げて、市に寄付をする。」

 

ヒトの悩みのタネほど面白いものはないですよね。

 

宮崎館主の素敵な言葉が出てきます。

 

「自分が子供のときに行って、

面白いと思うのはどういうところだろうかと考えればいいんだから。」

 

「フレスコ画というのは簡単に褪色しないから、

美術館があるかぎり、あの絵は残っている。」

 

 

地元のあるスペースに、「美術館」をつくる場合。

どういうイメージボードをつくれば、役所の稟議が通るのだろうか。

 

建設地は、なんとなくのイメージで。

 

家族で車にのって出かけて、探検をしてもらいたいので、

まちなかではないこと。

 

博物館ではなく、滞在型の観光地の一部に、

迷い込んだら美術館だった要素を持ち込みたいこと。

 

 

多分、近未来は、上から見ているだろうから、

ドローンを活用しながら、大型の版のサイズを一番下に、

その次のサイズ、その次のサイズと、現行が2階建てなので、

地下をつくる発想は北海道の田舎にはないので、地上3階建て。

 

暢子先生なら、その建物を上からみたときに、

「ナスカの地上絵」のような建物に何を書いてくれるのだろうかと。

 

屋上は庭園にしよう。

夏は、フランスの景観を思わせる香りがただよう庭園。

冬は、真っ白なキャンパスに太陽の光がちらつく庭園。

 

自分の作品が展示されている美術館を喜ぶような人ではないので、

 

①美術作品は、グッズ売り場にて書籍で販売すること。

②展示スペースには、「動き」のあるものとすること。

③階段の段差をなくして「スロープ」で移動すること。

④先生以外にも、工芸品、美術品なども展示すること。

⑤アーティストインレジデンスをできる空間を設けること。

 

よく先生が語っていたのは、小学校の同級生の話。

たぶん、そのころが素敵な想い出にあふれていたのでしょう。

 

廃校を活用するというのも良いのかもしれません。

 

作品は、銅版画でもアラプペ技法・1版多色刷りという作業で、

大作を仕上げるのに、50日間ほど費やすと言ってましたし、

大、中、小の作品を制作しようとしても年間4~5点ほどしかできない。

 

たしかに、過去の作品リストでもそのようになっている。

 

まずは、その作品リストから、

展示するに値する作品を選定するために、

市場に商品を投入していきたいと思います。

 

どういう商品が望ましいか。

まずは、書籍。

そして、書籍とセット販売できる文房具用品。

地域の特産品とセットで販売できるようにする梱包資材。

 

ここまでをスタンダード商品として。

 

人気の高い商品を選定するための、

ポストカードだと使い勝手が難しいので、

 

クリアファイル。

シール。

卓上カレンダー。

大判カレンダー。

アート手帳。

 

 

 

 

うーん。発想が貧困すぎるので、

イメージを膨らましに出かけてきます。

 

まずは、ジブリ美術館へ。