たからっ工房です。

地域経営を考えていくうえで、大切な3つのことがあると思います。

 

一つは、地域コンテンツという考え方のベース。

量も質も重要なのですが、

デジタルファーストという考え方を浸透させていく必要を感じております。

 

一つは、地域産業を地域文化化していくという考え方。

これまで歩んできた地域産業を、をどのように育んでいくかという方針をもって

地域ブランド化し、それを文化化するにはどのように発信していくか。

 

一つは、行政データのオープンソース化から生まれるトレンド。

地域経営の要となる「情報」をどのように共有するか。

共有したデータからどのように「トレンド」を生み出すか。

「トレンド」を生み出すための「組織化」をどのようにするか。

 

その3つ。

まずは、地域コンテンツ。

 

経営資源の要素は、「ヒト・モノ・カネ」と言われています。

色んな方がその書籍で、詳しく説明しておりますが、

事業の源泉、収益の源泉は、「サービス、商品」の質が優れていることだと思います。

その「サービス、商品」のコンテンツ(中身、内容)をどのように伝えていくか次第で、マーケットシェアを高めていける。これが、そもそもの出発点になると思います。

 

では、コンテンツとは何かのお話です。

 

“コンテンツはメディアにあたり、メディアとはメッセージである”

著書「メディア論」でマーシャル・マクルーハンは、このような言葉を残しています。

 

まずは、地域コンテンツに何があるのかが必要になります。

代表的なデジタルコンテンツは次の6つ。

 

①映画(動画配信サービスなど)

②アニメ(動画配信サービスなど)

③音楽(ストリーミングサービスやデータのダウンロードなど)

④ゲーム(アプリ・VRなど)

⑤出版(電子書籍など)

⑥テレビ(地上デジタル放送など)

 
その単語に、会社をつけて。
小規模自治体にそもそもあるわけないのですが。
 
次に、代表的なアナログコンテンツの6つ。
 
①本・雑誌
②新聞
③CD・ブルーレイディスク
④映画館で上映する映画
⑤ライブなどの音楽
⑥演劇
 
そして、代表的なモバイルコンテンツの5つ。
 

①SNS

②動画アプリ

③スマホゲーム

④グルメサイト

⑤天気予報アプリ など

 

最後に、代表的なWebコンテンツの5つ。

 

①文章記事

②画像

③動画

④音声

⑤SNSの投稿

 

上記の代表的なコンテンツのいずれかを伸ばしていく必要があります。

地域のコンテンツは、地域の活力につながりますので、

それを下支えし、山脈化していく指導者が必要になります。

 

指導者の存在=ヒト。

 

そして、その指導者の存在よりも重要なのが、

質も量も大事なのが、地域ブランド商品。

その根幹をなしているのが、デザインやアート分野になると思います。

 

そうしたメッセージをどのように伝えていくか。

 

最後に、カネですよね。

地域収入の源泉の見つけ方は、

行政データに漠然と蓄えられています。

 

データ分析をしていくと見つけられる「宝」。

 

この3つを意識した地域経営のススメ。

どのようにして伝えていくか。

ガラパゴス・クールを読んで思いました。