たからっ工房です。

不動産の広告に向けて、準備作業を進めています。

 

土地建物や図面などには、

若いころから苦労させられた分だけ、

興味関心は高い分野になります。

 

個人的に、既存物件の場合は、設備・アメニティを知りたいので、

どんな設備が人気を集めているのか、です。

 

 

 

賃貸住宅の人気設備ランキング(全国賃貸住宅新聞)

 

<単身者向け>

1.エアコン

2.モニターつきインターホン

3.室内洗濯機置き場

4.インターネット無料

5.温水洗浄便座

6.独立洗面台

7.宅配ボックス

8.オートロック(エントランス)

9.照明備え付け

10.高速インターネット(1Gbps以上)

 

昨年と比較し、単身者向け物件は1位から5位まで変動のない結果となりました。
1位の「インターネット無料」は9年連続で首位を獲得し根強い人気を誇っています。
スマートフォンなどの通信コストを抑えられる点で安定的な需要があるようです。記事によると、ネット無料設備があることで5,000円高い物件でも入居が決まるといいます。
一方で、若者世代の中には、スマートフォンの料金プランでデータ通信使い放題プランに加入している場合も多く、ネット無料の有無を気にしない人も出てきているといいます。

 

<ファミリー向け>

1.エアコン

2.室内洗濯機置き場

3.モニターつきインターホン

4.独立洗面台

5.お風呂の追い炊き

6.温水洗浄便座

7.インターネット無料

8.システムキッチン

9.オートロック(エントランス)

10.ガスコンロ(2口または3口)

 

ファミリー向け物件は細かい順位変動はあったものの、トップ10までのラインナップはほとんど変わらない結果となりました。
前回より1ランクアップしたのが「システムキッチン」。
記事によると、調理台やガス台などを別で設置する必要があるブロックキッチンより3,000円ほど高い物件でも入居が決まりやすいといいます。
料理をする頻度が高いと思われるファミリー層の女性からの人気が特に高いようです。

 

※賃貸マンション・アパートに付加価値が付く人気設備

ゴミ捨て場24時間利用、ウォークインクローゼット、浴室換気乾燥機。

 

 

 

 

そして、賃貸契約者動向調査も気になりますよね。

 

 

 

 

最後に、国土交通省さんの政府刊行物である、住宅市場動向調査報告書では、

 

1位 家賃が適切だったから
2位 住宅の立地環境が良かったから
3位 住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから

 

 

ただ、顧客目線も重要ですけど、建築主目線の建築コンセプトも重要ですよね。

意図すべくして結果に表れるのが当然かと。

 

 

 

 

<ターゲット別付加価値メニュー>

1 ペット共生

2 託児所付き

3 SOHO向け

4 防音・遮音

5 ガレージハウス

6 高齢者向け

7 ウィークリー・マンスリー

8 サービスアパートメント

9 シェアハウス

10 デザイナーズマンション

11 太陽光発電付きオール電化

12 畑付き

 

 

絶対原則を網羅しながら、どのような広告が今後も望まれるかを踏まえて

社会トレンドや経済レポートもチェックしていきたいと思います。

 

<不動産広告掲示すべき条件など>

 

1.新築・中古の別
不動産広告では、建築後1年未満、かつ未入居(誰も住んだことのない状態)を「新築」と表示します。それ以外の物件は「中古」と表示されます。

 

2.現地写真
原則として、実際に販売するものでなければ広告に掲載してはならないことになっています。ただし、建物が建築工事の完了前などの場合は、実際に販売する建物と同じものであれば、他の物件の写真をその旨を明らかにして使用できることになっています。
また、周辺の施設を紹介する場合は、販売する物件との距離を明示する必要があります。

 

3.価格
建物にかかる消費税込みの価格が表示されます。

 

4.駅等までの距離
徒歩による所要時間は、駅からの道路距離80mを1分(端数切り上げ)として計算されます。信号の待ち時間や歩道橋の上り下り、坂道、道路の横断などにか かる時間は考慮されていません。また、改札口からではなく、物件にいちばん近い駅の出入り口が基準になるため、ホームまではもっと時間がかかることもあります。

 

5.敷地面積
㎡単位で表示されますので、「坪」単位での表示がない場合もあります。なお、㎡単位で表示された面積を3.3で割ると、坪単位のおおむねの面積となります。

 

6.建物面積
㎡単位で延べ床面積が表示されます。地下室や車庫を含む場合は、その旨とその面積を表示することになっています。マンションのバルコニーや室内の天井を高くして2層式にした屋根裏収納(グルニエ)などは、面積には入りません。
建物面積は原則として、壁の中心から測った壁芯面積で表示されますが、登記記録(登記簿)上の面積は、壁の内側(室内側)から測った内法(うちのり)面積 で表示されます。ただし、中古マンションでは、登記記録(登記簿)の内法面積が表示されることがあります。

 

7.間取り
間取りを表す場合、4LDKなどの表示がよく使われます。数字は居室の数を表し、Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチンを表します。建築基準法で は、居室には採光や換気のための一定の間口が必要と定められていますので、それを満たさない部屋は納戸(N)やサービスルーム(S)と表示されます。
また、居室の広さを示す1畳は、1.62㎡以上で換算すると表示規約で定めています。

 

8.所在地(地番)
物件の所在地は、新築分譲住宅の場合は地番まで表示されます。中古住宅の場合は、地番は省略できるため記載しないことも多いようです。また、地番は登記記録(登記簿)に表示された地番のことで、一般的に使われる住居表示の番号とは異なる場合があります。

 

9.取引態様
広告を掲載している不動産会社の立場が「売り主」か「代理」か「媒介(仲介)」かが、必ず明示されます。この取引態様によって、仲介手数料が必要であるかが決まります。
また、媒介には一般媒介、専任媒介などがありますが、専任媒介の場合は、媒介(専任)のような表示が認められています。

 

10.免許番号
不動産会社名と免許番号が記載されますので、不動産取引に必要な免許を受けているかどうかの確認をしましょう。( )内の数字は免許の更新回数で、数字が多い程営業年数が長いことを示します。

 

その他特定条件記載事項など

1.市街化調整区域内の土地
都市計画で市街化調整区域と定められた区域内では、原則として土地の造成や建物の建築はできませんので、その旨を明示することになっています。

 

2.道路に適法に接していない土地
建築基準法に規定する道路に2m以上接していない土地などには、建物の建築ができません。このような土地については「建築不可」と、中古住宅の場合は「再建築不可」と表示されます。

3.セットバックを要する土地(道路後退)
セットバックとは、土地に接する道路の幅員が4mに満たないときに、道路の中心から2m後退して建物を建築することをいいます。後退した部分は道路と見なさ れ、建物を建築することはできません。セットバックを要する土地については、その旨が表示されます。また、セットバックを要する部分の面積がおおむね 10%以上である場合は、その面積も表示されます。

4.古家等がある土地
取引の対象となっている土地の上に古家、廃屋等が存在するときは、「古家あり」「廃屋あり」等と表示されます。

5.高圧線下にある土地
土地の全部または一部が高圧線下にあるときは、その旨とおおむねの面積を表示しなければいけません。また、建物その他の工作物の建築が禁止されているときは、「高圧線下につき建物等の建築不可」等と表示されます。

6.傾斜地を含む土地 ・著しい不整形地
傾斜地を含む土地で、傾斜地の割合がおおむね30%以上の場合や、30%未満であっても傾斜地を含むことで土地の有効な利用が著しく阻害される場合など は、傾斜地を含む旨及びその面積が表示され、土地の有効な利用が阻害される著しい不整形地などについても、その旨が表示されます。

7.擁壁に覆われないがけ上・がけ下の土地
土地が擁壁によって覆われないがけの上、またはがけの下にあるときは、その旨を表示しなければなりません。

8.建築条件付き土地
建築条件付き土地とは、契約後一定期間内に、土地の売り主、あるいは売り主が指定する建築会社との間で、建物の建築請負契約を締結することを条件として売買される土地のことです。建築条件の内容や建築請負契約が締結されなかったときの措置の内容が明示されることとなっています。