たからっ工房です。

この夏に向けてやりたいことをこの3日間考えていました。

3つの研究に向けて幅を広げていこうと考えています。

 

1.日本の詩の研究と英語の詩の研究。

 「ことば」の力を信じているので、主に広告デザインの礎になると信じています。

 直近のお仕事としては、プロスポーツチーム運営に向けての

 各種プロモーションの図案化を一つずつアタリをつけています。

 

2.日本や西洋の図案の研究。

  見て楽しい図案。オリジナリティの表現の礎に向けてさらなる研鑽を。

  「古くて新しい」というコトバが好きなので、
  この表現が伝わるようにしていくために諸先輩の力を借りたいと考えています。

 

3.革小物の製作。

  これはほぼ趣味のためです。

  バイク仲間にも、俳句仲間にも、お仕事仲間にも。

  ちょっとしたこぼれ話にしていこうかと思っています。

 

さて、革小物の仕立て。

5のポイントが重要になるそうです。

 

①裁断のポイント

 寸法の制度をできるだけ高めたい小物の仕立てにおいて、正確な型紙、正確な裁断は、必要不可欠。

 型紙から3mm程度の余分を取って粗裁ちする。
 革包丁の傾きをぶらさないようにし、裁断面全体を垂直にするように心がける。

 

②漉きの使い分け

 小物をうまく仕立てる重要なファクターのひとつが、漉きによる厚み調整。

 パーツ全体を均等に薄くする「ベタ漉き」の他、トコ面の一部を漉く「部分漉き」は、

「ヘリ漉き」、「斜め漉き」、「折れ漉き」の3種に分けられる。

 

③つり込み

 革を曲げた状態で貼り合わせ、パーツに立体的なフォルムを与えるテクニックを「つり込み」という。

 財布などの小物では、未使用時で形を安定させるため、胴の中央やかぶせの根本の曲がる部分

(開け閉めで動く部分)でつり込みを行う。

 

④接着剤の使い分け

 サイビノールと合成ゴム系接着剤の2種。

 サイビノールの特徴は、①乾くとパーツに張りが出る(型崩れさせたくない部分)、②両面に塗らなくても貼れる(片方が塗りづらい時)、③剝がれにくい(丈夫に貼りたい部分・縫わない部分)、④乾く前に貼る必要がある(ゆっくり作業したいとき)

 合成ゴム系接着剤の特徴は、①乾いてから貼る、②使っていると剥がれてくる、③溶剤が革に浸透しやすい、④両面に塗る必要があるが、裏側に隠れて縫われる場合などに使われる。

 

⑤整ったフォルムを出すポイント

 革製品は中央部が盛り上がったような、ふっくらとした丸みを帯びたフォルムに仕上げると美しく見えるとされる。

 この盛り上がりは、指先の力加減や漉き具合など、各パーツを少しずつ微調整して出す。

 

そのほかにも、ヘリ返し、菊寄せ、捻引きなどのポイントも重要とされます。