Aosimaさん、こんにちは。
手品のDVD、なつかしいです!
あれ、リアルに驚いてます。
わざわざ、ここまでたどり着いて下さって
ありがとうございます!
こちらこそよろしくおねがいします。


インド映画撮影日記第十四章 スチーマー①

お昼ねタイム。


雪男の大活躍のおかげで雪景色が完成し、
続いて窓を曇らせる作業。

内側からスチーマーという、掃除機みたいな機械で一気に蒸気を噴射。(消化器みたいなかんじです)と、同時に外側から冷却スプレーをかける。
曇りガラス、完成。

文明ってすごいな。
「スチーマー」なるその機械。
全く使う用途はないが、
欲しいくらいである。

そして、屋根の上からスノーマシーンで雪を降らせると、
あ、冬ですね。

映画の技術ってほんとすごいなーと感心していると
監督「窓の曇り方が違うわ」

これにはスチーマーを片手に満足そうにしていた美術部さんもビックリである。

インド人スタッフ達、一斉に窓を拭く。
日本人スタッフがうえす(ぞうきん)を差し出すが、拒否。
新聞紙を好んで使用。
なぜ?
後にこれが仇となる。

そして奥から登場したのはジョン(赤ジャー)。
手には小さなコンロにかけられたやかん。

まさか、、、
それで?


ジョンはやかんの口から吐き出される
たよりない蒸気を窓ガラスにあてていく。

先ほどのスチーマーで文明の進化に感心していた私にとって
この光景は古代の「火起こし」を見るに等しい。

嫌な予感がします。
そして、的中します。