世の中には甘いお菓子をあげすぎてしまう大人と、虫歯になっても、まだお菓子を欲しがる怪物たちが増えすぎてしまったようです。
怪物たちは甘いものをもらうのが当たり前になっているから、もらえなければイライラしてキレる。
もらえたら、もらえたで、もっとくれ!とお腹いっぱいに感じない。
何をしてもらっても、心から嬉しいと感じられない。
人の優しさに気づくこともできない。
何をされても、何をしても心から満足できないのが怪物の恐ろしい実体なのです。
一方、甘いものを散々あげすぎた大人は相手のことを考え、愛情を注いでいるかに見えて、裏を返せば自分のことしか考えていない。
怪物が欲しがる甘いお菓子をあげなければ、騒ぎ立てられるのも面倒だし、自分を愛してくれないかもという自信のなさから怪物を造り上げてしまいました。
そこまでして自分が可愛いのか、それとも怪物から愛されたい一心なのか、理解できません。
怪物に見返りを求めるのは間違いだし、そんな大人が怪物を造りあげてしまったことに気づかなければ、解決する方法を見いだすことはできないでしょう。
今の世の中は怪物が増えすぎているのが現実です。
怪物を人間に戻すのは、大変な苦労がいるでしょう。
1つ方法があるとすれば、自分の人生にもまれることでしょう。
そんなに助けてくれたり、力をかしてくたり、夢をもつきっかけを与えてくれる人は何人も出てきません。
人生に突かれ初めて、人の優しさや与えることの素晴らしさを知ることができるのです。
怪物を減らしたいものですね。