他人の苦労話や辛く悲しい出来事や不幸話を聞くと、

人はなぜか安心する。


オレは・・・私は・・・

そこまで酷いことが起こったことがなくて良かった。

可哀想に・・・

どこか、やっぱり人事だ。


自分より不幸だと勝手に捉え安心している人が可哀想に思えてくる。

他人と自分を比較して弱い人間を探している。

小さな心の持ち主。


自分より優れている人や仕事で成功している人にはゴマをすり、

特別な天才だった・・・最初から人と違うと決めて逃げている。

でも、なぜだか分からないけど心は焦る。

それは同じ構造の人間だと、知っているからだ。


そんな優れた人たちが何か1つでもヘマをしたら、もうー大変!

町は大騒ぎ!!!

その人が失敗すれば、ここぞとばかりにしゃしゃり出て、

成功順風満帆の時にはヘイこら頭を下げて、遠目で見てるだけで協力もしないのに。


あまりにも人事に感じている人も、いつか自分の身に降りかかってきた時に気づくのでしょう。

人生は人の不幸を笑って他人事のように捉えていられるほど、甘くはないのです。