今日は私が大切に思っている仲間の初のストリートライブに行ってきた。


場所は新宿駅前南口を出て左に歩いた歩道。


過ぎゆく街の人たちは彼らの歌を振り返りながら見ていた。


聞きたそうに見えたけど、足を止めてまで歌を聴こうとする人の数は少なかった。


その、一瞬の時間でさえ取ろうとしない毎日に追われる人たちの心の余裕のなさが悲しかった。


彼らが歌っている姿を目の前で見て、本を出版する前の自分と重なった。


そこには無名のヴォーカルグループGATE(ゲート)が

自分達の歌が知らない人々の心に響く曲や詩を届けることができるか、と挑んでいるようだった。


GATEの曲や詩はコスペラーズやEXILEを混ぜ合わせ、

韓国ドラマの主題歌になりそうな哀愁を持ち合わし、自分たちの個性をそれぞれに出している今までにない感覚だった。


今、私は作家 小林高子として本を出版し、1万部を突破している最中、

これでは苦しんでいる人達の手に、あまり届いていないと伸び悩んでいた。


そんな時にGATEの夢に向かい、ただ前だけを見つめ頑張っている姿を見て、

編集に力を注いでいた自分を思い出し、心を打たれた。


私も焦らず、真実は必ずいつか伝わると再確認できた。


初心の気持ちを思い出させてもらった彼らに感謝です。


マイペースな自分をとり戻せた気がしたよ・・・


ありがとう。


みなさんもホームページに遊びに行ってくださまし。



GATE


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