亡くなった彼は


いつも「タカはすごいなー」って声をかけてくれた。

「なるほどなー」って感心してくれることも多かった。


「タカは優しいな」柔らかい眼差しで頭をなでてくれた。


でも、それは私がすごかったんじゃない。

死が迫っている中、
私を元気づけようと気を配ってくれた彼がすごかったんだ。


ありがとう。

あなたがほめてくれたことが
今でも自分の自信につながってるよ。


いつも、かけてくれた言葉は私の心で生きている。


今では一方通行。


声は聞けない。


でも、瞳を閉じればいつでも聞こえる。


きっと、永遠の片想いなのかな。


それとも、

あなたのような人になりたいと憧れてきたのかもしれないな。


そんな自分が好きになれたよ。