【総裁選の前倒しを求めます】
1️⃣物価高騰対策はじめ政策をカタチにするため
衆議院、参議院、2つの国政選挙で、自らが掲げた必達目標を達成することが出来ませんでした。
「それは石破総裁個人の問題、責任ではない!」との声もありますが、そもそも政治資金に端をはっし厳しい状況の中で総裁選に出た時点でわかっている話です。その中において結果を出すという覚悟があったからこそ「必達目標」を自ら掲げられたはずです。
また、党内での議論を反故にし、国会論戦の中でいきなり大きな政策転換や、政策の丸呑みのような答弁で、何度となく度肝を抜かれてきました。
選挙で負けたから石破総裁への不信が募ったのではありません。
党内議論がなし崩し、または反故にされるような、進め方は自民党のリーダーとしていかがなものか、と自民党所属の議員として私は意見したいと思います。
2️⃣続投論にある「政治とカネ」は石破総裁の問題ではない論に違和感
政治とカネの問題、不記載はあってはならないことです。2度と起こすまじ、と法改正も進めました。
その上で、昨年秋に総選挙が行われ、国民の皆さんから審判が下されました。不記載がありながらも当選した者、また落選した者、どちらも存在します。
選挙で負けたのは、不記載による自民党への信頼失墜の結果であり石破総裁の問題ではない!と擁護される方がおりますが、
石破総裁はじめ執行部は、昨年秋の総選挙で落選された方を、なぜ8月に次期衆議院選挙における自民党公認候補予定者たる支部長に選任したのでしょうか。それが、“猛省”の結果でしょうか。
これでは、石破総裁が「政治とカネの問題はすでにおわった」と言っているように見えます。
続投派の続投のための根拠は、まさに石破総裁によって崩されています。
3️⃣総裁選は石破総裁の再挑戦を拒むものではない
石破総裁も再び挑戦することができます。
挙党一致体制のためにも、党の再生のため、ここはリスタートを図る必要がある。
こうした、考えから私は総裁選の前倒しを求めます。