こんにちは、たーぼーです。



ブログを見てくれて、ありがとうございます。


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前のブログでは、
「人は感覚や感情や解釈を組みたててマイストーリーを作る」


について説明しましたが、

 

赤ちゃんを観察して見ると、
赤ちゃんでもマイストーリーを作っているのが判ります。



赤ちゃんは、
お菓子やバナナなどを指さし
「あれが欲しい」という意志表示をします。


その赤ちゃんには、
「欲しい」と伝えれば与えてくれるだろうと言う
期待があります。



それを見たママやパパが
お菓子やバナナをくれたら期待どおりで満足し、

期待が裏切られたら
怒って泣きます。



赤ちゃんが怒って泣く時は
「ぎゃーっ!」と、
周囲の人がびっくりするような大声で泣きますね。



欲求を満たしてもらえないと
死んでしまうかもしれない赤ちゃんにとって、

自分の要求が無視されるのは
命に関わる一大事だからだと思います。




赤ちゃんが「ぎゃー!」と泣くのは、命を守るために
生存本能がやらせている事です。

 
生存本能が働いて、
本能の指令で体内の細胞組織が協力しあった結果、


赤ちゃんの行動が現れているだけなのに、
 


赤ちゃんは

「自分が欲しがっている・・」

「自分が怒っている・・」


とリアルに感じていると思います。





・・と言う事は、
私たちがマイストーリーを作るようになった原因は


生存本能にあるようです。



「わたし」という存在がいて
その「わたし」が欲しいものを要求したり


「わたし」を軽視する者に対して怒りを表現しないと
人間は生きられない。


(人間だけじゃないけど。)



赤ちゃんや小さい子供のような
かよわい存在が
「わたしを守りたい」という衝動で生きるのは

自然の法則だと思えます。



ところが、
多くの人は大人になっても

「わたしは絶対にこれを手放したくない!」とか

「わたしは絶対にあの人だけは許せない!」とか

「わたしの正しさが理解できないヤツラは愚か者だ!」とか


「このわたしがこんな扱いをうけるなんて、
世の中を呪ってやる!」とか



いろいろと
自分を傷つけたり他人に害を与えたりしてしまいます。


最悪の場合、殺人までおきます。





本当は実在しない「わたし」が原因で、
悲劇がおきるのです。




前のブログで書きましたが
世界には 
発生→消滅→発生→消滅・・の流れがあるだけで、


「わたし」はどこにもいないはずです。




今まで感情的でどん欲だった人でも、

「えっ?わたしって、いないじゃん!」

と心底納得したならば、




「すごいお金が流れて来たけど、これも現象の流れだから
いずれは去っていく。そんなものだ。」とか


「なおらない病気にかかってしまったが、
すべては現象の流れなんだから
争いません。身を任せます。」


・・という感じで、
人に迷惑をかけず、周りの人にも良い影響を与える人に、
なれるのではないでしょうか?




今日も、
最後まで読んでくれて
ありがとうございました。


ではでは。