こんにちは、たーぼーです。
 
今日は、すねたりおしだまったりしている
子供の気持ちを和らげ
 
会話をする方法についてお話します。
 
 
保育園や学童保育の部屋のすみっこで
 
一人で体育座りして殻にこもっている子供を
時々みかけます。
 
 
他の子供と遊んでいるうちに
ケンカになり、
あっち行け!と言われたとか、
 
いつも仲良くしている子供が、
別の子とばかり遊んでいて、
自分はかまってもらえないとか、 
 
いろいろな理由で、
 
もやもやしたまま、
 
一人でひざを抱えて下を向いている子供です。
 
子供が集団生活をする場所では
 
「今から公園に行くよ!靴をはいて!」とか、
 
「今からオヤツを食べるから、手を洗って!」
 
というような声かけをされる時があります。
 
そんな時に、
体育座りで下を向いたまま動かない子供は、
 
外遊びやオヤツに参加
出来なくなってしまいます。
 
 
 
そういう時に
 
真正面から「どうしたの?」と聞いても、たいていは
答えてくれません。
 
答えてくれない場合は、
その子の横にぴったりくっついて座り、
 
関係のないことを言ってみます。
 
(必ず横にピタリとくっついてから)
 
「昨日、公園にさぁ、かみきり虫がいたんだよね。」 
 
「かみきり虫しってる?
5センチぐらいあったよ。」
 
「背中にねー、てんてんがあるんだよ。」
 
「あと、触角がながいんだよー。」
 
「見たくない?」
 
そんな感じの事を言うと、
たいてい返事をしてくれます。
 
それでも黙って下を向いたままだったなら、
 
「ちょっと手を見せて」
と言って、
 
その子の片手を持ち、手のひらのツボを押しながら
 
「ツボ押してあげるね」
 
「あっ!人差し指が長い!」
 
「いいなー。長くて。」
 
 
などと言ってみると、
 
その子は、
 
「やめてよー」とか
 
「くすぐったいよ」とか
 
「いひひひ」とか
 
なにかしら反応してくれるので、
 
しばらく、手や肩などに触れながら
虫の話だとか、
指が長いと得する話だとかをして、
その子が普段どおり話せるようになったら
 
「あっちで、みんなとオヤツ食べようよ」
と言って集団に戻すと、
 
すんなり入れると思います。
 
すねているとか
おしだまっている子供に会話をさせたい時には、
 
横に並び、皮膚を密着させるのと、
虫とかお菓子等についての、
割りとどーでもいい話を聞かせる事が
 
有効だと思います。
 
大人でもそうだけど、
何となく元気がない時には
 
真横にいる人が、何か話をしていてくれると
安心するものではないで
しょうか?
 
 
 
もし、参考になる点があれば
参考にしてください。
 
 
では~~。