命式の1番左の柱が『日柱』
日柱の『十干』が、その人の1番コアな本質を表します。






その下に出てくる
食神も比肩も印綬も。


みんなここから産まれてくる。

そこからの絡みで産まれてくる。


とっても
とっても
大切なコトを表す場所です。



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最初は『丁(ひのと)』


丁は月。


そして、ろうそくのような火。



属するのは『火』


丁は陰。

ちなみに。

火の陽が『太陽』
これが『丙(ひのえ)』




丁(ひのと)は


夜に輝く月だから。

見る人によって変わるんだとも思う。



生まれたての細い月は
冷たくも見えるだろうし。

地球近くで大きく橙色の月は
不気味にも見えるだろうし。

心細い夜には
温かく見守ってくれるようにも見えるだろうし。


その時の
その人の
その状態で

見え方が変わってくると思う。



これは
人から見た丁(ひのと)。



ジブンは、

太陽からの光を浴びて
輝き方や見せ方を変える、
見え方が変わる。

本当の姿をすぐに見せない、
そんなつもりはなくっても
なんとなくジブンを隠すことを
自然にしてしまう。

でも、それを相手の人に悟らせたりもしない。


そこが、
丁(ひのと)が秘密主義で、
二面性がある、って言われてるところ。


ただ、
そうやって太陽の影響で
ジブンがくるくる変わっていくように。

周りからの影響を受けやすい。

影響力を持った人が近くにいれば、
輝きをより増していく。


逆もまた然り。


受け取りやすく、
感受性が豊かだから。
それが気分の浮き沈みに反映されて。

時にそれが
激しく出てくる。


だけど、

その浮き沈みも。

見せれる人にしか見せないから。




丁(ひのと)の人は

どちらかというと、
あまりジブンの感情を
大きく見せない人、って。


そう見られるコトの方が
多いかもしれない。


人にも気遣う丁(ひのと)だから。


相手を思って、
相手が今、どんな風に感じてるかな、っていうのを
観察しながら対応していく丁(ひのと)だから。





だからこそ。



丁(ひのと)の人は

本音を打ち明けられる場所を
ちゃんと作っておくことが大切です。


すぐにジブンの中に隠し入れてしまうから。

でも、
誰だって長くは入れておけないから。


ちゃんと。
ジブンをまるっと受け止めてくれる
人を、
場所を、

作っておいてくださいね。