引き寄せの法則」とは、

「それ自身に似たものを引き寄せる」ということ。

あなたの「思考」や「感情」にはつねに「引き寄せの法則」が働いて磁石のように似たものが引き寄せられ、実際の「経験」となっている。




朝、気分よく目覚めるとその日は一日楽しく、嫌な気分でいるとその日はいろいろな面でろくなことがない。
何か楽しいことを考えると法則によって同じように楽しい思考が沸き起こり、不快なことを考えると次々と不快な考えがふくらんでしまう。

それが、「引き寄せの法則」である。


あなた自身がそれらのすべてを引き寄せているのであり、例外はいっさいない。
自分が考えていることと、実際に経験することの対応関係をみてみれば、身の回りでこの法則が働いていることは、すぐに理解できるだろう。


重要であるのは、

あなたが望むか望まないかにかかわらず、
考えていることが実現するという点




関心を向け続ければ、望むと望まざるとにかかわらず、それは経験として現れる。

「こんな経験はしたくない」と思ったとしても、その経験は確実に引き寄せられてくる。


自分が「思考」の対象を引き寄せているということを理解すれば、自分の「思考」を監視し、警戒する必要があると考えるかもしれないが、「思考」は監視しきれるものではない。


「思考」を監視しようとするよりも、「感情」に関心を向けること。


「感情」は『内なる存在』から送られてくる素晴らしいナビゲーションシステムである。

あなたの『内なる存在』はいつもあなたにとって一番ためになる見方をしており、あなたの見方がそれに一致すれば肯定的な引き寄せの力が働き、いいことが起こる。

あなたが「いい気分」を感じているにもかかわらず、悪い事が引き寄せられてくることは決してない。


ネガティブでいやな感じがしているとき、あなたは磁石のように「引き寄せの作用点」となって、望まないことを引き寄せている。

「感情」の強さは「引き寄せの法則」によって集積した「思考」の量に比例する。
強い「感情」を引き起こさない「思考」には、最初は大きな磁力はないが、長期間焦点をさだめていれば、「思考」の量が増え、引き寄せの磁力が強くなる。

しかし「感情」を敏感にとらえ、望まない対象からすぐに関心をそらせばまたすぐに心地よくなり、望まないものが引き寄せられるのを防げる。


人生に前向きの変化を起こすには、現状とほかの人たちのあなたに対する見方を無視して、望ましい完璧な状態に関心を振り向ける必要がある。




法則の作用点を変更すれば、人生経験はがらりと変わってくる。
作用点はいつでも例外なくあなたであり、他の誰にも変わりはできない。


ある対象に関心を向け、そのことに明るい前向きな感情だけを覚えるなら、その対象はすぐに経験の中に現れる。
しかし「実現するはずがない」と暗いネガティブな感情を抱けばたちまち願望の実現から遠ざかることになる。

私たちは、いま現在の精神状態や姿勢を基盤にして、そこを元にいろいろなものを引き寄せている。


あなたが日々を生きていく中で、自分がどう感じているかということを敏感に察知することがいかに重要なことであるか理解して欲しい。

あなたが普段から望まないことではなく、経験したいことのほうへ思考を向けるということが、いかに大切なことであるかに気づいて欲しい。



望んでも望まなくてもそれが存在として現れ、私たちは「創造」をとめられない。

それなら意図的に「思考」を作用させ、望むとおりの現実を「創造」をしてみよう。
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