『台所と働く人の関係』from シティーハンター | 仕事とマンガと心理学

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こんにちは、プロフェッショナル心理カウンセラーの織田です。

 

昨日は冴羽さんのことを書いてみましたが

今日は香さんのことを。

 

 

元気で明るい、やさしい姉御肌な

香さん。

ハンマーをぶんぶん振り回すような

力任せなところもあれば

とても繊細に人を思いやる方で

そのうえ美人だしスタイルも抜群だし

かいがいしいし

完璧ですよねえ。

 

私が思い出すシティーハンターの漫画の中で

台所にいる香さんが

やたら多いんですよね。

台所にいなくても

依頼人(お客さん)にお茶出しているとか。・・・

 

実際、家事をしているのは

香さんなんですよね、この人たちの生活。

 

働く人がたまに家にいるときに

台所にいることが多いって

なんかわかるんですよね、

自分がそうだからって、いうだけかもしれないけれど。

 

ちゃんと生活しようと思ったら

食事はやっぱり欠かせないし

食べるためには

つくる、と

片づける、が入ってくるので

結果、台所にいる時間が長くなるのですよ。

 

香さんは日常的なことからアクションまで

こなしているし

そのうえあちこち世話を焼いてそうだし(笑)

そういう忙しい人が家にいたら

そりゃ、台所にいることが多いでしょう。

 

そういうところから

彼らシティーハンターがしっかり生活してるって

わかるんですよねえ。

冴羽さんは、どう考えても

家事をそつなくこなすタイプではなさそうだし

(というか、掃除の必要をなくすために

家に一切物を入れないぐらいしそうだ)

 

ということは

あの生活感あふれる家の様子を

作っているのは

香さんなんでしょう。

 

(ところでこれは余談ですが

北条さんの漫画に出てくるおうちって

いつも片付いているのに

生活感を感じるってなんでしょう。不思議だ)

 

(これも余談ですが

知り合いの漫画家さんに聞いたこと。

漫画に出てくる家や部屋が片付いているのは

乱雑な部屋は描くのが大変だそうだ。確かに。)

 

なんでもそうですが

ちゃんと生活しているって結構メンタル的には大事で

別に品行方正に暮らす必要はないけれど

食べて寝て、体を清潔にするっていう基本ラインが崩れると

メンタルも崩れていくことが多いんです。

 

彼らがタフなのは

それもあるからでしょうね。

 

で、もう一つ余談。

働く女性っていうけれど

働く男性っていうのもはやらせません?

働く男性のためのファッションとか

働く男性のための簡単おかず100選とか。

 

冴羽さんなら

「・・・・」。とカラスをとばして

だまって外に出て行ってしまいそう。

でもって、ぷうとふくれながら

香さんはまた台所に立つのでしょうね。

 

香さんというより

生活の話になってしまいましたね。

でも、こういうことはメンタルに結構つながりがあって

大事だったりするのです。

 

皆さんは「生活」できていますか?