こんにちは、心理カウンセラーの織田です。
今日は、またまたとっても趣味に走っちゃうんですけれど
この人のマンガ、すごい好きです。
バジル氏の優雅な生活、とか
闇夜の本とかのほうが読まれているのかな?
でも、この人のマンガは、どれも好き。
生きていることのどうしようもなさ、みたいのを
笑い飛ばすなら第一級、と
私は思っているのだけれど。
時々、いろんな物語のいろんなところに出てくる
とてもシニカルな部分から
単にほんわりした世界観を持っている人ではないことが
びしびし伝わってくるのだけれど・・・
日常のナンセンスとか
お決まりとかお約束とか
ぐずぐずに崩して笑っちゃうから
ナンセンスを楽しんでいるうちに
あら不思議、
なんとなく癒されて元気になっている。
穏やかにふんわりと
ちょっとだけ渋みをつけて
非日常の世界に遊びに行けちゃう。
どこかに自分だけの
闇月王がいるように思って
秋の夜が楽しくなるのです。
日常のすぐ隣にあるのが
非日常。
誰でもいつでも訪れることができる
ワンダーランド。
そんな世界で遊ぶと
忘れていた元気が
回復してくるのです。
ちょっと物悲しい秋の夜に
坂田靖子はオススメですが
でも、作品は選んでくださいね。
伊平次とわらわ、とか
叔父様は死の迷惑、とか
そのあたりを秋の夜長にもってくるように。
じゃないと、
この人の作品、時々シャドウの迷路に
迷い込ませてくれますので。
ちょっと毒。
そういう癒しマンガって
大好きです。
