あっという間に時間が過ぎ、

今週で娘の学校も終わり冬休みへ。

高校で初めての期末テストもあり大変そうです。

 

ずっと夫も子どもも仕事や学校で頑張っていて、

私自身はいつも家でのんびりしていて、

アメリカ生活が始まり、私も何かチャレンジしたいと

コミュニティカレッジで英語の授業を受けたりしました。

 

そして、今回タイトル通り、また新たなチャレンジを

始めました。

編み物のデザインをずっと続けていて、これからも続けますが

(なんといつの間にか150作品を超えるデザインを発表していました。)

 

それに関連して、英文パターンのテクニカルエディターになるべく、講座を受講しています。

 

テクニカルエディターとは、編み物の英文パターンでは割と知られていますが、パターンを発表する前に、パターンが正しく書かれているか、間違いを正し、表現が的確か等チェックをする人です。通常、デザイナーがテクニカルエディターにお金を支払いチェックを依頼します。テクニカルエディターになるには、正式な資格があるわけではないので、信頼と実績がものを言う世界です。

 

私自身、これまで10年ほどパターンを発表してきましたが、実は自分が発表する作品に関しては、テクニカルエディターにお願いすることがありませんでした。パターンが出来上がった時点で、テストニッターにサンプル作成とチェックを依頼し、エラーを修正して発表すると言う流れでした。ただ、本来はテストニッターはエラーのチェックは本業ではなく、サンプルを編んでパターン通りに編んでちゃんとそのデザインが出来上がるかどうかがメインの仕事です。そして、テストニッターはボランティアなので金銭の収受は発生しません。

 

テクニカルエディターとテストニッターの役割は似ていますが上記のような違いがあります。と言うことを講座を通して知りました。

私はテストニッターにテクニカルエディターの仕事までお任せしていたなと反省しています。これまでも雑誌等に掲載されるもののデザインを提供した場合は、出版社や毛糸メーカーさんの方でテクニカルエディターを用意してくださったので、自分のパターンをチェックしてもらう経験はあるので、自分の仕事のベースとして参考にしたいと思っています。

 

ですので、この講座を受講して知識をつけてから、テクニカルエディターとしての看板を掲げ、デザイナーさんの依頼を受けられるようにしたいと思っています。

テクニカルエディターが余り知られていない理由として、これまでは、日本で編み物をする人は、大抵は出版された編み物本を買って編むので、エディターは出版社でプロの編集者が担当していることがあると思います。

最近は日本人デザイナーさんたちも英文パターンでデザインを発表される方も増えているので、一定の需要が見込まれるので、その方のお手伝いもできたら最高だなと思っています。

 

と言う夢の構想を、サンクスギビングのラスベガス旅行の最中に思いつき、夫に延々と妄想話に付き合ってもらいました。

旅行から帰り、早速講座を申し込み、(かなり高額なので思い切った出費でした。)今は半分くらい受講を終えています。

 

来年以降は色々環境を整えて、正式にテクニカルエディターデビューができるようになりたいと思っています。

実際、英文パターンのエディターなので、英語が母国語でない私に依頼するデザイナーさんは余り多くないだろうとは思っていますが、特に日本人のデザイナーさんに向けては、私自身の経験を活かしてお手伝いができると確信しています。

 

やはり、何歳になっても新しい学びは新鮮で興奮しますね。

 

 

 

こちらの写真は、講座の主宰者の著書で、早速勉強のために購入しました。

 

デザインの仕事もずっと続けています。最近嬉しかったのは、私の作品のインスタグラムを見て、ある毛糸メーカーさんが、自分たちの毛糸でデザインを作って欲しいと依頼があったこと。かなり知名度もあるメーカーさんだったのでびっくりしました。長くやってきて良かったとつくづく思います。

 

と、

久々にブログ更新したと思ったら、思いの外熱を帯びた投稿で失礼しました。

 

海外駐在等で自分のキャリアが中断された中で、自分の存在価値を少しでも高められるものを見つけられて本当に良かったと思っています。