それは夏の終わりのことでした。


ある日の夕方、夫からソワソワした様子で

ちょっと話があるとのこと。

娘も呼んでくるよう言われたので

これは重大発表だ!と緊張して発表を待つ2人。


来年1月からアメリカ赴任!


そして場所は我々夫婦が出会った

大学の近くだったのでさらに興奮

でした。


暫く興奮がおさまらず、娘に別室に連れていかれ

肩を抑えられ、

「ママ、落ち着いて!」と

冷静に言われたのを思い出します。

(娘が一番落ち着いていた。)


我々夫婦はもちろん嬉しい話だったのですが、

娘にとってはどうかなと聞いてみると、

何となくいつかまた海外に行くのかなと

予想していたらしく、淡々と受け入れて

いました。

オランダから帰国したのは7歳の頃。

それから日本で通った学校は日本人の生徒が

少なく、クラスも2クラスのみ、

そのなかで仲良しのお友達を見つけて

楽しく過ごせるようになっていた

所だったので、実際は娘が一番

海外引越しは大変だっただろうと思います。


私はと言うと、帰国して以来ずっと

早くまた海外で暮らしたいと思って

いました。夫も良いタイミングで

希望どおりの赴任先で仕事ができるので

とても喜んでいました。


赴任まで数ヶ月なので実はあまり時間がない!

しかもコロナ禍なので本当に行けるのか?!

喜んだもののこの不安は出発まで頭を

よぎるのでした。。。



孔雀!近くには自然がいっぱいです!ハイキング日和。