ハワイ旅行記が終わったばかりですが、実はまたまた旅に出ていました。
しかも今回は私の一人旅!

4月の初めに中国では清明節という祝日があり、その祝日を利用し夫は免許更新のため帰国することになり、当初家族三人で帰ろうという話が、私は春節までずっと帰国していたし、三人分の飛行機代も馬鹿にならないし、でも夫の両親たちはリー坊の顔を見たいだろうし、ということで父娘二人だけで帰国することになりました。
私一人北京で居残る予定でしたが、あるいはちょっと韓国くらいに行きたいな~と思っていたのですが、夫がマイルを使って思い切ってヨーロッパ行ってきたら?と旅程も組んでくれたのです。(結局三人で帰国するよりはるかに費用はかかってしまってるのですが)
もうこの先多分またとないチャンスだろうと思い、ありがたく行かせてもらうことになりました。

マイルを使って行く場合、単純往復だけだともったいないらしく、今回の旅程はこんな感じになります。
北京→フランクフルト→ジュネーブ ジュネーブ一泊
ジュネーブ→チューリッヒ→パリ パリ二泊
パリ→ソウル(乗り継ぎのみ)→北京
以上三泊五日でぎゅうぎゅうに詰め込んだ旅程です。

フランクフルトに着いてから、急に一人旅の実感が湧いてきて、しかもリー坊の写真なんかを見てしまうと強烈に寂しさが襲いました。
一人旅、考えてみれば海外で完全一人旅は初めてです。そしてリー坊と一日も離れたことがなかったので、寂しいはずです。
そしてその時タイミング良くお友達がLINEにメッセージを送ってくれたのでしばらくチャットに付き合ってもらって、かなり寂しさが紛れました。Mさん、ほんと涙が出るほど嬉しかったです~!

そして実はフランクフルト行きの便で、空腹状態で調子にのってシャンパンを飲んでしまったのがまずかったのか、頭痛と胃痛が襲ってきて具合が悪くなったのもまた寂しさをつのらせる要因だったかもしれません!

北京からフランクフルトまではあのA380でした。二階部分に乗りましたが流石に静かです。seatgruというサイトを参考に事前に落ち着く座席を指定してたはずが、隣にもお客さんがいたのでちょっと落ち着かない感じでした。
11時間くらいでフランクフルトへ。最初はモバイル編みしたり読書したりしてましたが後半はずっと横になっていました。機内食はちょっとヘビーな感じでした。なのであまり食べられず。。。
シートはフルフラットになるのでゆっくり休めました。

フランクフルトのラウンジでお友達とLINEをしながら気が晴れて、こんなに素晴らしい機会を楽しまないでどうする!とポジティブに考えられるようになりました。いっぽうリー坊は特に私のことを寂しがることなく、義両親や義妹にたっぷり遊んでもらってご機嫌そうでした^ ^そんなものなのね~。
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温泉旅行に連れて行ってもらいカラオケでドラえもん歌っている様子

ジュネーブに着くと、そこからホテルまで鉄道で一駅です。実はジュネーブ市の観光キャンペーンで、市内交通が無料になるサービスをやっていて、空港の手荷物受取所にある機械で無料チケットをもらえば鉄道もタダになります。
空港と鉄道の駅はつながっているのですぐに乗れます。こちらの鉄道は改札がないのでどちらにせよ無料で乗れてしまうのではと思いながら、空港の次の駅、ジュネーブ駅に到着。所要時間6分。

それから駅近くのホテルだったのであまり詳しく調べないまま通りの名前を頼りに歩いていたら迷子になりました。優しそうなマダムにたどたどしいフランス語で尋ねるときりっとした英語で返してくれました^_^;
ジュネーブはフランス語圏ですが英語も普通に通じます。でも簡単な挨拶とか、何かお願いする時にシルヴプレとつけたりフランス語を頑張って話してます!という風にした方が印象が良さそうに感じました。
無事ホテルに着きもう寝たい!という気持ちをこらえて水や食糧の調達に向かいのコンビニみたいなお店へ。
ジュネーブではHotel Auteuilというところに泊まりました。駅からも歩いて5分くらいですし、周りにお店も沢山あり便利です。お部屋も綺麗で広さも十分でした。ジュネーブはホテルも高いですがこちらは比較的リーズナブルでコストに見合ってると思います。
ホテルでも滞在中ジュネーブの交通機関が無料になるチケットをもらいました。だいたいどこのホテルでも配布しているようです。
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部屋の感じです。
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バスタブ付きがありがたい!

もうこの日は部屋についたのが夜8時過ぎだったのですが、体感時間は夜中の2時くらい、もうへとへとでなんとかお風呂に入りすぐにベッドに潜り込みました。

時差ボケで結局朝4時くらいに目が覚めそのままごろごろしながらネットサーフィンしたりしてまどろんでいましたが、ホテルの案内でコーヒーか紅茶のサービスがあるのを思い出しレセプションに電話すると部屋まで運んでくれるとのこと。
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すぐに運んできてもらったのがこちらのトレイ。
何だか立派なコーヒーセットです。朝カフェオレがゆっくり飲みたかったのでこういうサービスはほんとにありがたかったです。

2日目のスケジュールはジュネーブから電車でモントルーというところへ行き、夕方ジュネーブからチューリッヒ経由でパリシャルルドゴール空港へ行きます。
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車窓もご馳走の一つ。ハムチーズサンドと炭酸水で満足。
モントルーはジャズフェスティバルが有名なレマン湖畔にある高級リゾート地です。なぜそんなところへ?
実は、ここモントルーには、私の大好きなイギリスの伝説のロックバンド、クイーンのフレディマーキュリーの銅像が建っているのです。
クイーンの話を始めると長くなるのでまた機会があれば(?!)書きますが、狂ったように中学、高校時代(フレディは亡くなった後ですが)聴きまくっていたので、私の青春のBGM(笑)でした。
というわけで、彼に会いに行った訳です。なぜモントルーにあるかというと、モントルーにクイーンのレコーディングスタジオがあり、フレディもここの場所が気に入って亡くなる直前もここで過ごしていたそうです。(亡くなったのはロンドンの自宅です。ってそんな情報要りませんね。)

実は夫の方が数年前ヨーロッパ出張の際週末を利用して私より先に銅像を見に行っていたのです。夫は私の影響でクイーンを聴くようになったので、ぜひ今回は私に見に行って欲しいということでわざわざジュネーブを旅程に入れてくれたという訳です。

長くなったので続きは次の記事で!