先日私の靴へのめくるめく妄想を書きましたが、ここ数日はバッグ熱にうなされております。どうしてこうも物欲に溺れているのか、自分でもよく分かりませんが、今日は気になっているバッグについて。

母となって、マザーズバッグというものを用意しないと、と思ってはいたものの、実は巷でマザーズバッグとして売られているものは、個人的にデザインがあんまり好きじゃなかったんです。いかにもポップで可愛らしい、そして多機能と称して無駄にポケットだらけなものが多い。私の好きなテイスト「シンプルシック」とは対極にあるものばかり。

これまでは、プーマのシルバーのヨガバッグ(北京のアウトレットで購入)を愛用していたのですが、ちょっとした遠出用にもう少し大きいのが欲しいと思っていたのです。

そこで、前々から気になっていたロンシャンのプリアージュ熱が再来。ナイロンのトートバッグですが、軽くてサイズも色々あるし、色味もお洒落。
こちらのバッグ、米澤よう子さんという方の本に紹介されていたのを読んで以来、すごく気になっていました。これまたフランスのブランドです。

で、これまた憎いのは、ロンシャンのHPでカスタムオーダーができるそうで、2色の組み合わせができ、文字も入れてくれるとか。うーん、世界でひとつだけの私のロンシャン。いやがおうにも気分は盛り上がり、まだ夫に許しを得ていないのに、HP上で配色をシミュレーションしたりして、「ピンクとネイビーも素敵、あ、でもやっぱりショコラとピンクかなぁ。」などとお昼寝中の娘を傍らにひとりもくもくとパソコン画面とにらめっこ。
リー坊の名前を入れてもらって、大きくなったらくたくたになったロンシャンを受け継いでもらおうかな。なーんて一人盛り上がる母であります。

盛り上がりながらも、実は関税や送料で商品代金プラス約1万円かかるっていうのがひっかかります。うーん、悩みますね。

パリジェンヌのお気に入り/米澤よう子

¥1,155
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それこそ舐めるように何度も読んでいる本。フレンチテイストに憧れる私の心をくすぐりまくりなエッセンスがふんだんに散りばめられています。