松任谷由実50th anniversaryコンサートツアー「The Journey」
ユーミンのコンサートは
20代の頃に行った以来だから
30年ぶりかな！？
20代の頃とはまた違う
人生を重ねた今だから感じる様々な想いに
感情を揺らしながら聞いていた
アンコールで歌ってくれた『春よ、来い』
言わずと知れた名曲ですが、
ここで涙とまらず。。。
ひとりなので
どっぷり世界に浸って
流れるままに涙・涙・涙・・・
『春』は私にとって特別な季節
（皆さんにとってもかな）
夫との別れは真冬の1月、
凍るように冷たい日だった
あの頃、どんなに『春』が待ち遠しかったか
春になれば夫の誕生日もある
もう一度誕生日を迎えてほしい
もう一度彼の好きな桜を
見せてあげたい、見てほしい
春よ、来い
春よ、来い
命を繋ぎ止めて
命が尽きてしまわないように
早く
早く
春よ、来い
そう願わずにはいられなかった
あの頃
『春よ〜、まだ見ぬ春〜♪』
そこで泣けてしまう、、、
何度一緒に春を迎えてきても
次も一緒に
『まだ見ぬ春』が見たい
そんな手の届かなかった想いが
溢れる
だけど、、、
ユーミンの優しい歌声と
会場の気持ちがひとつになった
美しい幻想的な雰囲気の中で
だんだんと
身体と気持ちがゆるんで
ぎゅっと両手に握りしめてきた
悲しい想いが
ふっと開いた手のひらから離れて
私から解き放たれていくようだった
生きている時間は
長いようで
振り返ればあっという間かもしれない
辛いことも
苦しいことも
身が引き裂かれそうな思いも
たくさんたくさん
経験してきたけれど
幸せなことも
たくさん経験できた
そして、こうして
今日も身体があって
生きていること
本当にありがたいなって思った
50周年ってホントにすごい
そしてますますパワーアップしている
優しさ、勇気、励まし、
色々なものをもらって
ほっこり温かい気持ちになった
そんなユーミンのコンサートでした
立ち止まってもいい、
後戻りしてもいい、
それでも
私は私なりに
一歩、一歩、進んで行こう✨✨✨
その先のまだ見ぬ道（春）へと✨✨✨