真っ暗で何も見えない
そう思っていた
目を閉じていたから
もう
眠ったフリはしていられない
あなたのハートに
どこからともなく
飛び火した
線香花火のような
微かな今にも消え入りそうなほどの
小さな火花は
あなたの鎧の隙間を擦り抜け
あなたの真実を照らすために
着火した✨
あなたの奥深くの
翼を持つ導き手が
手を差し伸べて
ずっとそこで
待っていてくれていたのが
見える✨✨
怖くて
目をあけたくないと
思ったりするが
ハートの火は♥️
見る見るうちに
燃え広がるので
古着を全て脱ぎ捨てて
翼の存在の手を掴み
飛翔するしかなくなる
あなたは
これまでのあなたのように
古着を纏った群れから
離れ
真実のあなたは
美しくあなたの色に輝く✨
あなたの本当の
美しさと
全てが見渡せる時が来た✨✨
そしてまた
あなたの炎の
火花が
群れの誰かのハートに
飛び火する✨✨🌀
