お目当ては、第32回東京国際映画祭本年度オープニング作品「男はつらいよ お帰り 寅さん」。


実は、チケット購入時点で、初めて後藤久美子が出演すると知ったくらい、事前知識ない状態(笑)。そのため、主題歌が桑田佳祐が歌っているということも、映画上映するまで知らず(おぃ)。
さすがに、東京国際映画祭のオープニング作品ということで、舞台挨拶は豪華で、時間もたっぷり30分以上。
通訳のことをすっかり忘れて話しすぎた夏木マリさんには大笑いさせて頂きましたが、あれだけの長い話を、ほとんどメモを見ずに訳していた通訳さんもすごいの一言。
おいおい、プロの人に上手だなんて失礼だとは思われますが、本当に字面を訳して、ニュアンス違くない?という人もいるので、これ、結構大きいかと。過去に社長が外人だった会社に勤めていた頃、通訳の人が面白すぎて、みんな爆笑していたことを思い出しました。えぇ、その通訳の人も、状況に応じて盛って訳していて、わかりやすいと評判だったんです。そういう意味で、今日の通訳さん、本当にあっぱれでした。
本題の映画は、あぁ、こういう作り方もありだなぁ~というが正直な感想。寅さんはいないけれども、過去の作品のシーンを回想シーンとして使い、現在のシーンとつなげれば、スピンアウトではなく、50作品目という言い方もありかと。
実際、流れた月日の分をそのまま映画のシナリオに入れ込み、後藤久美子自身の立ち位置も考慮しているというのは、キャストありきかと。まぁ、なんか日本語がぎこちなく感じたのは、海外生活が長いから仕方がないでしょう。
そして、ラストはこれで終わり?という感じの終わり方で、続きがあるようにも、これはこれで終わりともどちらとも捉えられ、すっきり感はない。ただ、途中、途中はとにかく面白くて、面白くて、場内爆笑の渦。まぁ、爆笑は、寅さんの回想シーン
なんですが・・・。
一番おもしろかったやりとりは、満男が運動会に寅さんが来るのを防ごうとするシーン。寅さんになんとか諦めさせようと満男が必死になるのですが、会話があわない、あわない。でも、ああいう受け答えが、寅さんの面白さだったよなぁ~と、思い出されました。

2時間と長丁場なのに、睡魔も訪れず、あっという間に見え終えました。そして、映画って、あれこれ考えず楽しめるものだったよなぁ~ということを、思い出させてくれました。
それにしても、吉岡くんの舞台挨拶の受け答えは、「北の国から」の純くんでした。







