私の地元、島根県雲南市木次町(うんなんしきすきちょう)の、木次駅裏手の岡を登った先にある木次公園。
賑わいを見せる町中とは違い、静かな朝の時間を過ごすことができました。
桜名所100選の斐伊川堤防桜並木を上から眺めることができる、穴場スポットです。
桜の木が、土地の力を吸って育ち、花びらをちらして、そのエネルギーを大地へ還していきます。
同じ木も、毎年新しく花を咲かせます。
「去年の花にあらず」
人の細胞も、日々新しくなっていきます。
もう去年の自分とは違う私。
人はどんどん変わっていきますね。
そんなことをこの公園で桜の下に寝転びながら考えていました。
今月から始まった息子の保育園のならし期間。
10:00のお迎えの時間まで、ゆっくりと桜の木の下で寝転んですごしていると、３人組の女性が公園にいらっしゃいました。
挨拶をすると、
「絶対に気持ちいいですね。私も一緒に寝転んで良いですか？」と。
「もちろんどうぞ。本当に気持ちいいですよ」とお誘いして、桜の花の下、寝転んでお話をしました。
東京からこられたとのことで、木次の町を見下ろしながら、おすすめの撮影スポットのことなど雑談をしていました。
会話の流れから、そのうちのお一人は倉田カフェに来てくださったことがあり、
昨日は皆さんで私の家から車で1～2分の「つちのと舎」に宿泊されていたということがわかり、お互いに驚きました。
わいわいとおしゃべりを楽しんでいると、大きなパネルとカメラをもった見覚えのある制服の男性おふたりがいらっしゃいました。
木次乳業さんが、桜と木次パスチャライズ牛乳の写真を撮りにこられたのでした。
倉田カフェでもこの低温殺菌のパスチャライズ牛乳を使っているので、主人と記念撮影をさせていただきました。
パスチャライズ牛乳は、パスツール製法という低温で時間をかけて殺菌する、手間のかかった商品です。
低温殺菌により酵素が死滅しないので、胃酸で母乳のように固まるため、お腹にやさしいのです。
倉田カフェではロイヤルミルクティや季節のパフェのゼリー、クリームパスタのソースなどに使っています。
木次乳業さんが来られて驚いたのが、
東京からお越しの女性たちは、午後から木次乳業の見学に行く予約をされていたということ。
偶然の出会いはすごいですね。
息子を保育園に迎えにいったあと、
帰省中の妹たちと、特別イベントの『花馬車』に乗りました。
運行１日目の第1便。
人気のため満席で、私はまさかの助手席にのせていただきました。
乗客が馬とふれあえる時間も。
息子は1歳4ヵ月ですが、2度目の馬に乗る体験です。
怖がらず触れていました。
運行されている雲南TRCは、創設時私の家のお隣にありました。
現在はさくらおろち湖の広い敷地で運営されています。
木次の桜はもう花吹雪ですが、4/7(土)、4/8(日)の両日は木次駅を中心に桜まつりが開催されます。
7日には、花火も予定されています。
車ですぐの隣町 三刀屋町(みとやちょう)の珍しい緑の花びらの桜『御衣黄(ぎょいこう)』は、
もうすぐ開花です。
4/5(木) 御衣黄のつぼみのようす。
島根県雲南市の春はもうしばらく続きます。
ぜひ、お越し下さい。
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倉田カフェ
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