天皇、皇后両陛下は25日、伊勢神宮に参拝するために出発されたそうです。
剣と璽が皇居から持ち出されるんですね。知りませんでした。
ちなみに、皇居に置かれているのはまが玉のみ。剣は熱田神宮、鏡は伊勢神宮に置かれています。
なんだか、春分を迎えてさらに変化の兆しを感じますね。
三種の神器をWIKIで調べてみますと、
三種の神器(みくさのかむだから、さんしゅのしんき(じんぎ、しんぎ))は、日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のこと。また、神話に登場した神器と同一とされる、あるいはそれになぞらえられる、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物のこと。
三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣(草薙剣)を指す。皇族はもとより天皇でさえもその実見はなされておらず、多くの面が謎に包まれている。

(画像はレプリカ)
三種の神器の概要は次のとおりです。
・八咫鏡(やたのかがみ)
天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、石凝姥命が作ったという鏡。
天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出し、再び世は明るくなった。
のちに鏡は天照大神が瓊瓊杵尊に授けたといわれる。
現在は、伊勢神宮のご神体となっていると伝えられている。
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
大きな玉で作った勾玉であり、岩戸隠れの際に玉祖命が作り、八咫鏡とともに榊の木に掛けられた。
現在は、御所の中の天皇の寝室の横に剣璽の間があり、そこに剣とともに安置されているとされる。
・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)とも言う。
須佐之男命(スサノオノミコト)が出雲・簸川上(ひのかわかみ)で倒したヤマタノオロチの尾から出される。
その後、倭姫命から、蛮族の討伐に東へ向かう倭建命(ヤマトタケルノミコト)に渡された。
この時、倭建命が野火攻めから脱出する為に、この太刀で草を薙いだ事が草薙剣の名前の由来とされている。
倭建命が病死したのち熱田神宮に祀られた。
いずれも日本神話から伝わる皇室所有の宝物で、各々、前述の場所に現存すると言われております。