今年1月に卵巣腫瘍で手術に至った記録です。

大学病院で診察を受ける日がやってきました。
ハキハキした女性の先生でした。
「ちょっと内診してみてみましょう」

すると先生の表情が険しくなった。
「う〜ん。これは悪いものかもしれません。血の塊に見えないこともないけど。白い塊がいやらしい顔つきをしています。MRIで確認が必要ですが、ここはしばらく予約でいっぱいな状態です。早めにMRIを撮った方がいいので、同系列の病院でMRIだけ撮ってきてください。こちらから連絡しておきますから」

「え?そうなの?今日MRIを受けるつもりでいたのに」

なんだか拍子抜けした感覚でしたが、大病院なので仕方がない。先生の「悪いものかもしれない」の言葉に少し恐怖を感じつつも、
「婦人科での血液検査はセーフだったし、MRIを撮れば不安も払拭されるかもしれない」
と自分を励ましつつ、数日後、別の病院へ人生初めてのMRIを撮りに行きました。

その病院は、同系列といっても大学病院のような雰囲気ではありませんでした。ほとんど待つこともなく、検査着に着替え、指輪等の金属類は外して、スムーズに検査室へ。検査室に入ると、心臓?のような、ポンプのような音がしてて、ちょっと不気味に感じました。

実は私、少し閉所恐怖症気味。以前偏頭痛てCTを撮った時はカプセルみたいなものに入って、短時間で終わったからよかったけど、それ以上だとパニックになりそうでした。そのため、検査に時間がかかるMRIは耐えられるかだいぶ心配でした。
でもMRIは、頭の上の部分が開放されていて、私は背が高いこともあり、部屋の天井が見える状況でした。天井は青空に雲の絵でした爆笑
「だいぶマシだ。助かった笑い泣き

大きな音がするから、とヘッドホンをつけられましたが、それでも工事現場のような音が続きました。途中、造影剤を入れられました。
かかりつけの先生からも大学病院の先生からも、
「造影剤(ガドリニウム)が入ると熱感を感じる。でもそれは異常ではない」
と言われていましたが、私は全く熱感を感じませんでした。いつ熱くなるんだろう、と思っていたら終わりました💦
(そういえばこの造影剤を使用できるか、尿検査で腎機能のチェックがありました)
終わるまで30分以上はかかったかな。
心配していた閉所恐怖症もなんとかなり、終わってお会計。3割負担でも、一万ちょっとかかりました笑い泣き