今の季節柄、戦争体験者の話が多い。私も戦争体験者に寄り添うつもりでこの映画を見た。エロスの最高傑作と言われるが、少し違う見方もある。生と死を前にすると割り切りが必要になる。潔く死んでゆくのも、いいだろう。性風俗で働かざるえない女性は、割り切りが必要だったのかもしれない。誰も責めることはできない。![]()
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最後の場面で、落ちぶれた元ナチスの将校を捨てることが出来ずに、ピストルで銃殺されたのは、自分の気持ちに嘘はつけないのでは。私だったら、指揮者の夫について行くけどね。何かと考えさせられる映画だった。戦争体験者が、年々少なくなって行く。残された時間を考えて、急に話始める戦争体験者もいる。残された私達も重く受け止めなくてはいけない。当たり前のことが当たり前ではない時代だったことがある。そんな時代に生きなければならない人がいたことを。
昨日の先物取引の結果
朝の成行 -1640
夜の成行 +320