中学生になって、数学とか理科が苦手なことに気づいた私は、
早々に保健室の先生をあきらめました。
変わり身は速いです
ここまでのお話は⇒吉元孝子が仕事に就くまで①
次に、思いついたのは…なんと、通訳!
理系はからっきしダメなのですが、その頃、英語は得意でした。
小学校に入る前くらいの時に、ブリタニカの英語教材の営業さんがうちに来て、
その話を親と一緒に聞いているうちに
「ど~しても欲しい!!!」と駄々をこね、買ってもらったのです。
(両親にしてみれば、予定外のとても大きな出費だったと思います)
私のお気に入りは、「もくもく村のケンちゃん」というお話で、
紙芝居をみながらテープを聴いて英語に触れる…ものでした。
毎日毎日、朝から寝る時まで(睡眠学習みたいに聞きながら寝てた)
ずーっと「もくもく村のケンちゃん」を聴いていたのです。
いつの間にか、カセットテープ5本、
日本語も英語も登場人物(鳥や森の声も含む)全員のセリフを暗唱です。
何ならBGMも口ずさめます。
中学1年生で習う英語は、小学校4年生には話せてました。
書けないけど・・・
だから、英語の時間が大好き!
楽しいから、予習までしちゃう!!(最初のうちは)
成績もまずまずだったので、祖母が言ったこの一言
「孝子は英語が得意だから、通訳さんにでもなるんだね」
これで、「私は通訳になる!」と思った単純な私なのでした。