2年前の4月13日、午前11時40分
あっくんがこの世に誕生しました。
前日の夜から助産院にいた。産気づいていたものの、
撮影のために、テレビカメラやADさんがいて、
子どもたちが全員揃ったところで、産まなきゃと言う変なプレッシャーが邪魔して
いつもどおりのお産進行とならなかった。...
撮影スタッフを何往復させるのもと言う配慮から、
助産師さんも、促進等がんばってくれましたが、
変な緊張が最後まで邪魔してしまい、このままでは宜しくないとの事、
気分を変えるため、一度帰宅。
家に戻ったのは、深夜2時を回っていた。
そこから、軽い陣痛が続く中、少しだけウトウトし、1時間程経過した。
今度の陣痛は本物だと確信し、再び明け方、助産院に向かう。
2年前の13日は土曜日であり、中学生2人は土曜授業のため登校だか、
それ以外の子どもたちは在宅。
助産院に向かう時は明け方だったので、
子どもたちは、また寝ていた。私と臍の緒を切る三女と私の母だけが、まず同行した。
助産院到着後、お灸等の処置が進み、
私の陣痛も本格的な痛みに。
三女以外の子どもたちが揃ったら人工破膜しましょうと助産師さんが判断したが、私は拒絶した。
子どもたちの到着以前に、今正に産まれ様としている命を撮影のために延ばす必要性はないと判断し、早急の破膜をお願いする。
今、破膜したら、直ぐに産まれちゃって、子どもたちの立ち会いが間に合わないのよ。
と、助産師さん。
大丈夫です、兎に角、お産の進行を滞らせないで欲しいと言う事で、
微弱陣痛の私は敢えて直ぐの人工破膜をお願いした、破膜後、みるみる痛みは強まる。
しかし、不思議な事に、直ぐには産まれなかった。
あっくんは、骨盤内で、偏在していたからだ。
そして、兄姉が到着!!
テレビカメラが回る中、兄姉が見守る中、今だ!!
と言わんばかりのナイスタイミングで産まれてきた!!
あっくん誕生!
やっと会えた!
※妊娠初期の大量出血、切迫流産の診断。
※NT数値が、異様に高いと診断されダウン症の可能性があると、羊水検査を勧められたあの日の事。
※妊娠後期の妊娠性糖尿による管理入院を勧められた日の事。
※助産院での出産は諦めなさいと医師から告げられた日の事。
私は私の判断で、お腹の中の赤ちゃんの生命力を信じ、とんな命でも受け止める覚悟を決めて、羊水検査を断り、入院を断り、助産院での出産を希望した。
全ては結果論なのかも知れない。
しかし、こんなに多くの試練を私に与えてくれて産まれてきた大切な大切な命。
無事に産まれてきてくれて、本当にありがとう!!
あっくん、2歳のお誕生日おめでとう。
愛しているよ