毎年この時期になると
必ず書いてしまう
~金木犀の香り~
今日あたりは
空気全体に香りが漂っている感じ。
何処に行っても、甘ーい香りが……
この香りを嗅ぐと、
私は何とも心切なくなるのですね。
私は一年通してでは
沈丁花とくちなしの香りも大好きなのですが…
このふたつの香りを嗅いでも
これ程までに切なくはならないのです。
金木犀の香りは 香りの他に
これから冬に向う この時期特有の気候が
心の中の寂しさにスイッチを入れてしまうのでしょうか?
無性に切なくなるのです。
それとも、嗅覚からの刺激
そして、肌で感じる秋の風が
やはり過去の思い出を
甦らせるからなのかな?
もう少しすると
金木犀の木の下は、オレンジ色の絨毯が敷きつめられますね。
自然の美しい光景です。