昨晩 定時の仕事を終えてから、
人と会う約束をしていたため
駅のホームへと急いだ。
電車が行ってしまったばかりの閑散としたホームだった。
私の住む最寄駅は結構乗車率は高い方なのに
なぜか昨日は私がホームに着いたときは、
人ひとりいない。
勿論、先程の電車に乗り込んでしまったからなのだろうが…
過疎化した駅とさえ錯覚してしまいそうな雰囲気だった。
下町で賑わっている駅であるのに、夜の静寂さが、私の心を切なくした。
そんなことがあるはずないのに
私だけ、どこか 見知らぬ駅に取り残されてしまったかのような空間だった。
物寂しさを感じた。
何だったのだろう?この切なさは…
それは後になって気が付いた。
次に電車がホームに入るまで
ポツンと一人ホームに立っていた。
そこで感じた秋。
8月1日 本来であれば
これから夏真っ盛りなのに…
今年は何だか、調子が狂うのです。
(冬から春も、春から夏も 夏から秋も…)
私の嗅覚は、待ち時間に、秋の香りをキャッチした。
季節はゆっくりですが…
残暑ありつつも、秋へと向っているようですね。
秋は私の大好きな季節です。
しかしながら、暑い夏を終え、
夏の思い出が走馬灯の様に脳裏を駆け巡り振り返るとき
何とも切ない気持ちになるのは毎年のことですね。