さて、困った、困った、出先での不慮の事故。
救急車を呼ぼうとも思ったが、
既に脱臼であると分かっていた私は、救急車を呼ぶのは申し訳ないと思った。
だから、自分で問い合わせをし、休日診療をしている病院を探し、
連絡をし、マイカーで行く事とした。
子供の心理面から考えても、その方がよかったのでね。
私が、各方面で確認を取っている最中も
痛みで、四女が泣き叫んでいる。
受け入れ体制の病院は何件かあったが、
折角訪れて、担当医が居ませんでは洒落にならない、
今のご時世、緊急性が高くても、平気で病人をたらい回しにするニュースはよく耳にするのでね。
町医者では、休日で当直医の当たりはずれが出てしまう可能性大。
ここは、一つ、本人の痛みと不安をいち早く緩和する為にも、
私は、大学付属病院へ受診することを選んだ。
肘内障レベルなら、大学病院で受診すれば、
小児科医若しくは、整形外科医のいずれかの対応で
徒手整復をきちんとしてもらえるはず。
「ここでは、治せません。」という事は、まずないだろうと判断。
そして、救急受診の受け入れを電話で確認し、
大学病院へ急いだ。
道は空いていて、10分程で到着した。
本人が痛がっているので、
予想以上に早く病院へ到着した事に安堵したのも束の間…。
受付の人が無愛想で、
対応が遅い(-""-;)
診察申込書を素早く仕上げて、提出するも…
暫く待つが、いっこうに呼ばれない。
付き添ってくれている父に、
後どれくらいかと尋ねてくれと頼む。
すると、受付して暫く経っているにも関わらず、
カルテが、まだ出来ていない。 (`Δ´)
カルテを作成するのに、もたついている。
もたつきの原因は、名前の漢字が変換出来ないと、
大きな独り言を言っている。
はぁ~???
私は、医療機関向けのPCの操作は職柄、大体検討がつくので、
変換の仕方を説明するが…
元々要領のよろしくない受付さん。
何を言っても無駄らしい。
結局、
この受付の男性、また大きな声で
「お子さんのお名前、漢字変換出来ないので、カナで登録しますね。」
仮名でも、英語でも何でもいいから、早くカルテ作って回せ。(`・ω・´)
心の中でそう叫んでいた私。
あぁ~、使えない、このお方。 ((o(-゛-;)
何とかカルテが回り、
その後、10分くらいして診察室へ呼ばれた。
最初に診察した担当医は、どうも小児科医でも、整形外科医でもなさそうだぞ。
Dr.:「今日は、どうされました?」
私:「原因は分からないのですが、肘内障みたいです。」
(医師が診断していないのに、診断名言っちゃう私も、どうかと思いますが…(;^_^A
マッ、いいでしょ。)
触診するDr。すると…
Dr.:「ちょっと、ごめんね~。痛いけど我慢してねぇ~。」
エッ、エッ、ここで入れちゃう?
徒手整復を試みるDr.。
のちの医師同士の会話を聞くに、このDrは、どうも眼科医らしい。 (-"-;A
私は、会話のやり取りで、このDr.は、初めから小児科医でも整形外科医でもなさそうと感じていたので、
正に、エッ、整形外科のDr.が来る前に徒手整復をやっちゃうの?
そんな思いだった。
(まぁ~、小児の徒手整復くらいなら、研修医さんでも出来る様なことなのでしょうがね。
とは言えども、専門ではない訳ですよ。専門では…)
勿論、徒手の際は、四女、大泣き。
私:「あの~、入りましたか?」
Dr.:「う~ん、微妙ですね。コリっと音はしましたがね。」
おい、本人痛がっているのを横目に、実習的行為ですか?
こんな会話も瞬時の出来事。
そう会話する中、四女の右手の動きを観察する私。
親指が動いた。私の肌を触っている。
私:「先生、入りましたね。」
Dr.:「エッ、入ってましたか?」
どっちが、医者で、どっちが、患者?? (-_-メ
その、意外そうなお返事、やめましょうよ。
でも、注意書きとして、
この医師は、この様な会話のやり取りはありましたが、
物腰が柔らかく、とても優しい医師でした。
これで、さっきの受付みたいに無愛想だったら、
私、ガンガンもの言っていますから。 ( ´艸`)
その後、整形外科のDr.登場。
念のため、診察してもらう。
整形外科Dr.:「もう、大丈夫ですね。」
先程の眼科医は、念の為に、レントゲンも撮りましょうと、おっしゃっていましたが、
私は、その必要性はないのではないかと、敢えて、レントゲンは撮りませんでした。
整形外科医も、レントゲンの事は何も口にしませんでしたしね。
こんな感じで、診察終了。
最後は、アンパンマンの人形を、しっかり両手で取った四女。
一安心。
整形外科Dr.が、診察室を立ち去る四女に向って一言。
「じゃぁねぇ~、また、来てね。アッもう来れないか?!(笑」
ちょっと受けた。ヽ(゚◇゚ )ノ
その後にね、この大学病院でも、医療費請求の件で、腑に落ちない事があったですが、
これは、時間があったら書きますね。
いいのか、悪いのかは別として、
私、納得いかない事は、とことん、追及する性格なので。
さて、明日は、神田明神大祭に大江戸ダンスで参加します。
頑張ります。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
山形旅行記は、これで終わりです。
おやすみなさい。
おまけ
肘内障治癒後、元気に上山観光を楽しんだ四女の笑顔です。
↑今 NHKさんでブーム?の上山城です。