女性として産まれて…
私は、可愛い、何にも代え難い、素敵な子供達を7人も授かった。
何とも、幸せな事。
その過程においては、天国へと旅立った命もあった。
その時は、涙が枯れるほど泣いた!
自分を責めたりもした。
でも、旅立つ命にも、それなりに意味はあったのだろうと、今は思える。
旅立った命がなければ、三番目の我が子の存在は、間違いなくなかったからだ…
七番目の命が私の体内に宿った時、自分の身体を考えるあまり、堕胎を考えた事もあった。
今こうして、目の前にある尊い命を目の当たりにし、愚かな自分を恥じる。
お産は、言葉では表現出来ないくらいの痛みを伴う。なぜこれ程までの痛みに耐えられるのだろうか…
自分も含め、女性特有の強さなのだろうか…
痛みに耐え抜いた証に、暗い産道を、母親と同じくらい、いえ、それ以上のストレスと戦いながら、この世に生を宿し、我が胸に、産まれたての温かい赤ちゃんが置かれた瞬間、言葉では表現出来ない感動、喜び、涙が込み上げてくる。
この感動は、例え横で、立会っている、主人には感じる事の出来ないものであると確信する。
ひとつの身体で、共に暮らしてきた10ヵ月。
辛かった。
でも、この辛さがあったからこそ、今の素晴らしき感動は、人一倍。
女性に産まれて、良かった!
来世も、女性でありたい。
小さな命の誕生は、私の大きな自信へと繋がる。
今我が子を抱き、授乳をする度に、熱い想いと感動を、ひしひしと感じずにはいられない。
恵まれた自分の、この身体を授けてくれた、偉大な私の母に感謝。
産まれきてくれて、ありがとう!!
小さな命、そして、7人の子供達の成長を、見守り続ける事が、私の今後の役目である。
7人の母の誓い。