8月30日。
私たちの大切な大切な、潤くんのお誕生日を迎えました。
HAPPY BIRTHDAY!!おめでとうございます!!
今年も、たいせつな日に企画に参加できることを幸せに思います。
しょうじゅんゆうさん、ありがとうございます!
さてさて、ワタクシメはお話にて参加しております。
本日、0時・6時・昼12時の更新です。
よろしくお付き合いください。
初めましての皆様も、どうぞよろしくお願いします。
また、リアルタイムでなくとも日を改めてお読みいただくことも一興、
楽しんでいただけますと嬉しいです。
それでは。
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「潤♪今日飲み会参加できる?」
自席で今日の営業報告書をまとめていると、同期の斗真が声をかけてきた。
「パス!合コンなんか行かないからな」
「ちげーよ!合コンじゃない」
とは言いつつ、斗真は機嫌よさそうにしているし、さっきは見えないがセリフに音符マークまでついていたぞ?絶対アヤシイ・・・
「櫻井先輩!櫻井先輩と一緒に飲むんだ♪」
「え?!櫻井先輩と?」
「そう♪」
なんでも、今度斗真の企画に、2年前にこの会社を辞めた櫻井先輩が関わることになり、先ほど初めての面直会議をして今夜飲みに行く約束をしたのだそうだ。
「もちろん今回の部署の奴らも一緒に行くんだけど、先輩がいた時同じ部署だった奴も少しはいた方がいいと思って。
潤は先輩と仲よかっただろ?」
「行きたい!ってかぜってー行く!何時?どこ?」
「よっしゃー!潤ゲット!
後で店決めて場所送るわ」
先輩と、櫻井先輩と会える!
・・・自分の心が沸き立つのを止められない。
(そだ。ぜってー遅刻できないな。
ちょっとスピードアップして、絶対定時に終わるようにしないと)
俺は先ほど書きかけだった営業日報を早く仕上げてしまおうと張り切ってとりかかった。
「まつもと・・・」
「・・・お久しぶりです。櫻井先輩」
会社を去ってからの2年間は、先輩をより魅力的でよりオトナのオトコへと変えていた。
意思の強そうな瞳、きゅっと上がった口角、胸板は記憶の時よりもさらに厚みを増していた。
あの頃もストイックに体を鍛えていたから、当然の結果だろう。
「せんぱい、ますますかっこいいです・・・」
「だろう?松本だけだよ、そう言って褒めてくれるのは」
生田なんて、とか、そんなことないですよ!ちゃんと尊敬してますって!とか、笑い声をぼんやり聞いていた。
(・・・セン、パ//////)
(・・・。チュ)