「やめろよ、人を勝手に巻き込むな」

「ええ?だってジュンって仕事でオンナに奉仕のセ ッ  クスしかしてないから。

本当のキモチイイセ ッ  クスしたことないんじゃない?」

「それにさぁ、アフター行った後っていっつも愚痴ってるよな」

「一度こっちの味を知ったら、オンナ抱けなくなったりして、ねぇ」

 

 

 

ふたりでゲラゲラと笑いあう。

・・・そんなことになったら、俺の商売あがったりじゃねぇか。

 

 

 

ノーサンキューを貫いてもう一杯ウイスキーを飲んだ。