母から電話が。
「たーこちゃん、あのね、お友達から連絡あったんだけど、お友達の娘さんがね…」
ふむふむ。
母はいつも前置きというか、
本題に入る前が長い。
だからいつも、
「今、時間大丈夫？」
と、聞いてくる。
その時もいつものように話を聞いていると、
なかなか、話の筋が見えない。
母のお友達の娘さんの話でもなく、
その娘さんのお友達の話でもなく、
私の話だった。
那覇空港で兄の子を抱っこしながらずっといたら、
空港スタッフが私の子だと勘違いし、
まわりにまわって、
『上原多香子に子供が！！』
と話題になり、
伝言ゲームのように伝わって、
伝わって、最終的に母まで辿り着いたそうな。
沖縄は狭い。
些細なことでも浸透が早い。
正確な情報だったらいいものの、
誤報だと大変なことに。
話が膨らむ、膨らむ（笑）。
「たーこちゃん、結婚もまだなのに、子供が！って広まっちゃったら大変じゃない？」
慌てている母。
そんな母に笑いながら一言。
「いいんじゃなーい？」
呑気な私。
だって誤報だもん。
そんなの慣れっこ。
まぁ、嫁入り前の大切な時だから、
母の気持ちもわかる。
でもね、
甥っ子くんを抱いている姿が板についていたなら、
なんだか嬉しいな。
ママに見えたんだもんね。
そう考えるとHappyな話
でも、まだです。
空港で私をお見かけした方。
私がママだと勘違いされた方。
上原多香子、まだです。
その時はちゃんとご報告致します。
よろしくお願いします。
一応、母の気持ちもあるので訂正しましたが、
ほっこりする話ですからね。
だいじょ～ぶだぁ～
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