今年は、長女が受験生です…
その娘が、先日、塾から提案された夏期講習のプログラムを持ち帰ってきました。
タイムスケジュールと価格一覧が載っている手紙には、
通常の夏期講習に加えて、カンヅメ合宿（1日12時間、3日連続）への参加の提案。
ほぼ毎日、塾、塾、塾。
受講料は、合計22万円也！？！？
まーーーー、色々な思いが湧きましたw
12時間も集中できるわけがないじゃん！
ってか、休み無いじゃん！
アホかw
私は、そんなに勉強しなかったし。（←何だこれw）
ってか、完全にビジネスの格好の餌食だｗ
これは、全部、ただ、私が思ったことに過ぎないけれど。
でも、正直、異常じゃないかな？って思います笑
(小学校入学のときの娘！早すぎるー😭)
いや、塾は、特別な授業を提供してくれる場所だから、
色々な結果、その金額やスケジュールになることはわかる。
塾はそういうところだというのは理解している。
ただ、私から見て異常なのは。
今の教育の在り方って、ぶっちゃけ、
そんなに大変な思いをしてまで人の人生に役立ってるかな。って、
思うところがあるんです。
もちろん、人それぞれ。っていう大前提はある。
子どもの「天才の領域」が勉強だったら、学校教育は最高のギフトになり得るし、
勉強じゃなくたって、
人間関係を経験したり、人間性が養われたり、
高度な学業に進むことで開ける未来もたくさんある。
だから、学校自体を否定することはない。
でも、平たく見れば、
この時期に発生するストレスは、親にも子にも、それなりの負担。
担任の先生だって、
仕事とはいえ自分のクラスから希望に添えない結果が出ないよう願うストレス？もあると思う。
試験である以上、合格できない可能性もある。
その時は、必ず違う展開がある。。。とはいえ！
進学を選択したときから、
そこには、確実に「絶対合格へのプレッシャー」が生まれるわけで。
当たり前すぎる高校進学で、もし落ちたら、どうなっちゃうんだろう？
と煽るよう社会の雰囲気。
夏期講習のあの勢いは、その表れの一部だと言わざるを得ない。
(今年は珍しく初詣祈願に行きたいと言って早起きした娘。
今は、中学校の進路説明でも、高校進学以外の道もある。と話してくれるようになったけど。
それでも、漠然と、高校進学しなきゃ社会から外れてしまう。かのような
「外れた感」と「普通じゃない感」には選択肢の狭さを感じる。
そのストレスが、
社会的に人をレベルづけるような教育システムだったり
外側からの評価基準をクリアするために
物理的、精神的にこんなに注がれているのは。。
普通に笑 どなのーかなー。って思います。
そして、
9年間も続く義務教育を通して、
子どもの感覚にみごとに浸透していく今の教育システムも、
どなのーかなーーーー。って。
もちろん、学校で学ぶ勉強やその他の活動で役立つものは沢山あるけれど。
の話です。
お勉強ができたら便利だと思う。
でも、自分の個性を活かせることも便利だと思う。
難しい問題を解けることもすごいけど、
何かが思い通りにいかない時に、「じゃあ、どうしよっか。」と、制限から可能性に目を向けられることもすごい。
今の目に見えるものにフォーカスした、個の完全性は無視した教育カリキュラムは、
学校や普段の生活では学ばなかったことを求められることも多い社会では、
本気で戸惑うことがたくさんある。
そんな現実も、また、存在しないように、
盲目的に、そこにビジネス(塾だけじゃなく教育システムでも見られること)が発生して、
子どもたちのピュアなやる気＝無限の可能性が、そこに消耗され。。。
親の愛も消耗されていく世の中の在り方は、異常だ。と、私は感じます。
こんなにつらつらと書いておきながら申し訳ないのは、
これを変える具体的な解決策を私は提案できないということです苦笑
わたしには、教育システムとか入試とかを変える力とかありません笑
でも、それでも私だからできる選択があります。
それは、「私は、どんな人生を送っていきたいか」を基準に選ぶこと。
娘も同じ。
社会が、みんなが、ほとんどの人が…こうしたものを無くして、
あなたは何がしたいのか？
どんな来年を送っていたいのか？
何が楽しさを感じるのか？
はっきり言って問いかけるは簡単です。
そして、問いかけたところで、彼女は進学を選択して夏期講習に行くでしょう笑
本当に、大歓迎です。っていうか、マジでなんでもいいです。
彼女が納得する選択なら、なんでも。
時には、問いかけた末、実際に選択する時は、勇気がいる時も沢山あると思います。
例えば、自分がやりたいことを一緒にやってくれる人がいない時とか、
今の自分にはチャレンジだとおもうことをやる時
子ども心には、不安があって当然です。
大人だってあるでしょー。そういうの。同じです。
でも、少しでも、自分に寄り添った選択を重ねることが、
大人になったときに、真の自立に繋がるのを、
私は、どこか知っているように思います。
そして、一人でも多くの人が同じように自分基準で人生の選択をできたら、
今存在している自分ではどうにもできない違和感を、無くして行けることも
知っています。
だから、そこを力づけられるような
あくまで、あなたはどうしたい？を基準にした人生を歩める可能性を見せられるような親でありたい。
そう、改めて思った一件でした(*‘∀‘)
長女の受験で私ができることは、たぶんそれぐらいかもしれないかもな。。。笑
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あべたかこ
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