おはようございます。


先日、下咽頭癌と診断され、まもなく声帯を失う患者さんのご夫妻と一緒に食事をしました。がんのステージは4と言われていますが、幸いにも遠隔転移はないようです。


でも、声帯を失う、気管切開はする、など、のちのちのQOLは下がるはず。


しかし、すこぶる前向きなご夫妻。妻は夫を励ますでもなく、この事実を淡々と受け止めて、明るい、明るい。「声を失う、と、思ったら、会話が増えたのよ。子供たちも、いっぱい、お父さんと話すようになったワ。」と。


主治医の先生も最初の説明で「つんくさんみたいになります」とおっしゃったそう。


私は、検査終了後「ステージ4と言われました」、と聞いたので、ステージ4から生還された笠井信輔さんの最新本をプレゼント。


この写真は、夫の笠井信輔さんがステージ4で治療中、妻のますみさんが口にしていた言葉だそうです。加須市にご夫妻で講演に来てくださったときに大きく映し出されました。講演タイトルも「がんステージ4からの生還」


手術から目が覚めたとき、『がんステージ4への挑戦』から『がんステージ4からの生還』に気持ちが変わって、「あ〜幸せ」と思っていただけますように。。。


明日は、私が36年前に白血病から生還した日だなぁ。今日一日は、白血病への挑戦の気持ちで生きてみよう。