私は、35年前(1988年)に名古屋で骨髄移植を受けました。そのご縁もあり、第二の故郷のように思っている名古屋です。


2006年6月に父に胃がんが見つかりました。自分が医者なのに大の医者嫌いで、胃がんが見つかったときは、もう末期でした。しかし、大阪で無理を言って「大きながん」である胃全摘をしてもらいました。小さながん、つまり、播種バリバリなのに、です。


そんなわがままを言ったからでしょう。術中の硬膜外麻酔を忘れられて(麻酔科医の謝罪により判明しました。)、術後の痛みはハンパなく、セカンドオピニオンを受けていたJR東海総合病院(当時の名前)の医師に相談をしました。


手術をしてもらった病院でのモルヒネ投与で痛みが治ったあと、父は名古屋に転院を希望。そして、父も名古屋でお世話になることになりました。


2006年夏、JR東海総合病院は、道路を挟んだところに建設中の名古屋セントラル病院に患者さんごと引っ越しすることが決まっていました。なので、父は病院の引越しを体験することに。


引越し当日、○号室の患者さんは△時□分出発です!と、個々に連絡があり、そして、まるで、電車の発車時刻のように淡々と患者さんの引越しが始まるのです。姉と二人で爆笑していました。


はい!ここはJRが経営している病院なのです。


そして、名称も新たに名古屋セントラル病院に。セントラルが“東海”の英語です、と、説明を受けました。


父は、名古屋に転院後、私に「人間ドックは大事やぞ!自分の人生に悔いは無いが、一つあるとしたら、一度も人間ドックに行かんかったことやなぁ」と「それ、すごい悔いの残ることやん!」とツッコミを入れたくなるようなことを言っていました。


私はそのご縁に感謝し、2006年の開院時より、名古屋セントラル病院の人間ドックセンターに通っています。私の住む街(埼玉県加須市)では、国保の人には、人間ドック利用助成という名の助成金が2万円も出るので、交通費の心配もしなくて済むので、加須市から友人一同でツアーを組んで通っています。(お隣の埼玉県久喜市の助成金は、なんとMAX28000円!皆さんのお住まいの地域はおいくらかしら?)


一回めで大腸がんが発見された人もいます。もちろん、その方は、今も超お元気です。


で、今朝は名古屋駅からのんびりと三重県津市に向かっています。いつも、名古屋駅構内を走っている私ですから、今まで気づきませんでした。


名古屋駅構内のいたるところに病院の広告が出ていました!しかも、人間ドックセンターのチラシ付きです。


駅構内のガチャガチャの横にも(笑)



みなさま、ぜひ、お近くの医療機関で結構ですから、人間ドックに行ってくださいね!