1ヶ月前の今日、お腹の違和感をかすかに感じて、翌日病院に行き、まさかの卵巣がん。


あれから1ヶ月経つのですね、、。


今の体の状況は、下腹部が少し大きくなった気がします。触ると明らかに固いシコリがあります。


ここ数日胃が痛く、今はマシになりましたが、卵巣が腫れてるので、その分胃を圧迫するのでしょうか、膨満感があり、ちょっと苦しい感じです、早く手術したいー。


卵巣がんになって、LINEやメールやSNSのコメントで多くの励ましの言葉をかけてもらったり、癌封じで有名な神社のお守りを頂いたり、体にいいお茶を頂いたり、お仕事で販売されてる炭酸ペーストをわざわざプレゼントで送ってくださったり、また私が治るイメージができるように治った時のプランをもらったり、本当に本当に大きな愛で包んでくださいました。


また、陰ながら心配してくれてる方も多いのも理解しています。


本当にありがとうございます。


その中でタイトルに書いたように唯一悲しい言葉をもらったので、シェアしようか2日間悩みましたが、やはり書きたいと思います。


とある方とのやり取りで、心配や励ましのLINEだったのですが、2往復目のやり取りでこのような言葉をもらいました。


「右の卵巣と言うことは間違いなく仕事のストレスです」


もちろんこれだけではなく前後の言葉は心配や励ましの言葉です。



一瞬違和感を感じましたが、まぁまぁ、、と思ってやり過ごしてましたが、それから胃が痛くなり始めたこともあり、また、今まで言いたい言葉を飲み込んできた私の性格もあるので、しっかり伝えようと返事しました。 



ここを読まれてる皆さんは、この言葉をどう感じますか?


がんに罹患して、辛い思いをしている人に根拠もない言葉を“間違いなく”と強く強調した言い回しで伝えますか?


あなたは医者ですか?(医者も言わない)

神ですか?

スピリチュアルですか?

宗教ですか?

何を信仰しているのでしょうか?


誰かから聞いた言葉をうのみにして流したのでしょうか?

ネットからの薄~い情報でしょうか?


私も以前何か、統合医療的なセミナーで聞いたことあります。


根拠は知らないですが、例えば子宮の病気は女性性が問題だとか、肝臓病になる人は怒りを腹に溜めているとか、腸の病気はストレスとか。


けど、そんなの全員が全員でもないし、だからと言って何?と思うし、その人の中で「ああ、仕事のストレスなのかも知れないなぁ」と思うのは自由です。


それでも、がんに罹患して苦しんでる人に投げかける言葉としては、ふさわしくないと思いました。


それと、悪気なくかけた言葉だと思うんです。


前後の言葉は私のお見舞いや心配の言葉でしたから。


だからこそ、危険だと思いました。

悪気なくかけてるから、相手に悲しい思いをさせたことは気づかない。


これ以上その方の言葉で、悲しい思いをする人を出さないためにも、伝えました。


反省の言葉を頂きました。


がんに罹患して、悲しいことばかりに注目しても何も解決しないし、ストレスを溜めないように毎日リラックスして過ごしています。


それでも、出来なくなったことは山のようにあり、仕事もセミナーも出来なくなり、アメリカにも行けなくなりました。


子供にもちゃんとしたご飯を作ってあげられなく、少しの仕事以外は毎日、家の中で過ごしています。


1ヶ月前の私とは180度違った生活担ってしまったこと、これから入院や手術の不安、抗がん剤の不安、再発の不安。


もう、1ヶ月前の私にはどうあがいても戻れないのです。


明るく笑顔で過ごしている私ですが、その奥にはこのような背景があるってことを理解できてたら、安易な「右の卵巣と言うことは間違いなく仕事のストレスです」このような言葉は出なかったのでは?と思っています。


ここを読んでくれてる方にも、気をつけてもらいたいと思うし、私自身相手の背景をちゃんと汲み取れる人になろうと、今回のできごとで、より心にとめました。


このサブブログでは、私の心のこと全部吐き出そうと思って、卵巣がんに罹患した時から書いています。



これからも正直な自分の気持ちを書いていきます。