この時間、

深夜2時

思い出す


とてつもなく悲しくなる。


毎晩毎晩起こされていたこと




なんでだか
この時間帯になると

目が覚めるようで

なかなか寝付いてくれなくて

私はピークで眠くて


起こされても
なかなか身体が布団から起き上がれない日もあった。


きつかった

眠かった



よくイライラした。



んもぅ!寝なよ!


なんて怒ってしまった。




ウンチ踏み踏みしちゃって


部屋じゅうウンチまみれになって

足にも身体にもウンチが練りついて
全然とれなくて


この時間に
2時間以上かけて掃除した

お風呂にも入れた



眠いし
ウンチ全然落ちないし
臭いし


心がくじけて泣けた。




いつになれば朝まで寝させてもらえるのよ


なんて途方に暮れた夜もあったっけ




こんなにも
こーんなにもすぐに来てしまうんだったんだね。






ワンワン吠えるのが止まらなくて


もうどうして良いのかわからなくなって

限界も感じたっけ。






ぐっすり寝てくれているのに


癖になってて
いつも気になって起きて


寝顔を覗いたっけ。




寝ぼけてワフッて吠えたり


走り回る夢をみてたのか
足を走らせてバタバタやってたり、



スピスピ寝息がきこえたり



可愛くて思わず抱きしめた






この時間の感覚と
暗さと
静けさが



あの夜を思い出す。



とてつもなく寂しく切なくなる。






ある意味

数ある思い出の中でも
この時間の思い出が



辛さも含めて

一番
介護のときを思い出すのかもしれない。




介護生活ならではの時間の思い出。






どこかで起きてる老犬ちゃん
がんばってる飼い主さんいるかな。




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